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【岩手】宮沢賢治ゆかりの混浴露天風呂から対岸の桜を眺める…湯めぐり時めぐりの里 大沢温泉(岩手・花巻市)4月下旬

平安時代初期に坂上田村麻呂が発見したと伝えられる大沢温泉。歴史的な湯治場の面影を色濃く残すこの湯は、4月下旬には美しい花見露天になって訪れる人を和ませます。

坂上田村麻呂が発見したといわれる古湯。宮沢賢治ゆかりの混浴露天風呂では清流の対岸の桜を眺める

花巻温泉郷にある「湯めぐり時めぐりの里 大沢温泉」は、平安時代初期に坂上田村麻呂が発見したと伝えられる古い温泉です。
江戸時代には第14代盛岡南部藩主、利綱公も訪れたと伝わり、館内には今でも、時代道具や帳場の風情が残り、宮沢賢治、高村光太郎らの文人から愛されたころの風情を伝えています。

写真:自炊部「湯治屋」と枝垂れ桜

新館で現代和風旅館の「山水閣」、南部藩主も訪れた「菊水館」、湯治場である「自炊部」の建物に、6箇所の温泉・露天風呂があります。一軒宿(※1つの宿の敷地内にタイプの違う3館がある)ではありますが、敷地内だけで湯めぐりが楽しめるのが魅力です。
※菊水館は、橋の一つが通行止めになったため、2018年10月より休館。南部の湯は入れません。山水閣と自炊部は営業中です。

写真:曲り橋を渡っていく菊水舘(2019年2月現在、休業中)

山水閣には「山水の湯」と「豊沢の湯」、菊水舘には「南部の湯」、湯治屋には「薬師の湯」や、女性用露天風呂の「かわべの湯」、そして大沢温泉名物の混浴露天風呂「大沢の湯」があります。

写真:かやぶき屋根や清流を背景に桜もいっそう可憐

その中で混浴露天風呂「大沢の湯」は、豊沢川沿いにあり、開放感あふれる露天風呂からは清流を隔てて咲く桜を望むことができます。

特別にライトアップなどは実施していませんが、夜には外灯に照られた桜がぼんやりと幻想的に浮かび上がり、風情を感じることができるでしょう。

日帰り入浴は湯治屋にて受付けており、最終受付時間は20時半と比較的遅くまで日帰り入浴を楽しむことができそうです。
露天風呂の他にも、建物へのアプローチに咲くたくさんの桜は見ものです。
桜の見頃は4月下旬、この時期に宿泊すれば、お食事の献立には旬の山菜が爽やかな風味を楽しませてくれます。
(情報更新:2020年2月 Ai)

について

●見ごろ
4月下旬

●桜の種類・本数・樹齢など
ソメイヨシノと枝垂れ桜
混浴の露天風呂の対岸に数本

●ライトアップ
 なし

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湯めぐり時めぐりの里 大沢温泉

http://www.oosawaonsen.com/

岩手県花巻市湯口字大沢181 GoogleMAP
TEL:0198-25-2021

●立ち寄り湯
7:00~21:00(最終受付20:30、21:00退出) 
600円

●宿泊について
宿泊料金例)
・山水閣
1泊2食付 2名1室の1名あたり
基本プラン 15,550円~(税込、入湯税込み)

・湯治屋
1泊食事なし 2名1室の1名あたり
スタンダードプラン 3,100円~(税込)

標準チェックイン/アウト
15:00/10:00

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