1度は絶滅したと思われていた「岩手地鶏」の血を引く「南部かしわ」は、旨味とコクが特徴の岩手県自慢の鶏。この「南部かしわ」の新しいブランド地鶏として2017年に誕生したばかりの『南部かしわ 銀雪』を、たっぷりとフルコースで堪能できるのが湯川温泉の宿・山人-yamadoです。3月までの期間限定でお得なモニタープランもありますよ!
「南部かしわ 銀雪」は、岩手県西和賀町が取り組む地域ブランド「ユキノチカラ」が誕生させたブランド地鶏。この先祖とも言うべき「岩手地鶏」は、1度は絶滅したと思われていたのですが、1975年に発見され「幻の地鶏見つかる!」と大ニュースになった鶏です。
その後、「岩手地鶏」は天然記念物に指定され、その血を掛け合わせて生まれたのが「南部かしわ」です。
「南部かしわ」は、「岩手地鶏」のコクと旨味を引き継いだ、いわば「ひ孫」。このひ孫鶏を、地元・西和賀産の大豆や米などの餌に、清らかでミネラル豊富な雪解けの伏流水をたっぷり与えて、大事に飼育したブランド地鶏が南部かしわ 銀雪』です。
夏の暑さに弱いこの地鶏には、西和賀町の涼しい気候が飼育にピッタリ。静かで風通しの良い鶏舎でのびのびと育っています。
こんな環境なら、人間だって健康に育ちそうですよね!
このできたてホヤホヤの新ブランド地鶏をフルコースで味わえるお得なプランが、山人-yamadoのモニタープランです。
(プラン名はデータ欄に掲載しています)
山人-yamadoは、昨年「日本の小宿10選2017」に選出された宿。昨年、この「おんせんニュース」にも、かんじき体験や古民家ランチなどが楽しめるとして掲載した人気の温泉宿です。
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モニタープランは、なんと通常の宿泊料金で、追加料金なく「鶏のフルコース」へグレードアップ!ただし2017年12月1日(金)~2018年3月31日(土)期間限定です。
気になる内容は、銀雪のしゃぶしゃぶ、銀雪の旨味が凝縮したテリーヌ、銀雪の握り、手羽焼き・グリルなどを含む全8皿。常に状態の最高なものを使うので、日によって多少メニューが変わりますが、銀雪をありとあらゆる料理で食べられます。
山人-yamadoの佐々木さんに、この『銀雪』の味が一番感じられる食べ方や部位について、聞いてみたところ、ダイレクトに肉の旨味を感じられるのは焼鳥やローストチキンだそう。こんがりと焼き上がる鶏から香ばしい香りに噛むと甘味のある肉汁が口の中、いっぱいに溢れます。
また、肉を丸ごと味わうなら、コクのあるスープも楽しめる参鶏湯や鍋料理もオススメです。まるまる一羽、どこの部位も新鮮でジューシーなので、それぞれの美味しさがあり、決められないとのことでした。
ちなみに、スッタフで余った時などに食べる賄い料理はありますか、との質問には、『銀雪』はブランド地鶏だけあって、お安くはないのでなかなかスタッフの口に入る機会はないのだとか。
それでも、「親子丼とか試してみたいですよね(笑)」とのことでした。う~ん、確かにとっても美味しそうです!
実際に食べた人からは、「噛めば噛むほど味が出る」「地鶏のしゃぶしゃぶは初めて食べた」「砂肝の新鮮な歯ごたえが最高」との感想が寄せられています。
幻の地鶏の血筋を引くブランド鶏のうまさをあますことなく味わえるお得なモニタープランですが、現在の予約状況は毎週1組ほどだそうなので、気になる人はぜひ、公式HPを見て下さいね。
(取材・文:さこ)
http://www.yamado.co.jp/
所在地:〒029-5514 岩手県和賀郡西和賀町湯川52地割71-10
TEL:0197-82-2222
■モニタープランについて
■ブランド地鶏『銀雪』誕生記念■ 今だけ!鶏のフルコースへ<グレードUP>【モニタープラン】
1泊2食付 2名1室利用の1名あたり
メゾネット:31,320円~ ※税サ込
宿泊者の温泉利用時間
15:00~22:30
標準チェックイン/アウト
15:00/11:00