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【山形】すいか割はスポーツだ!!すいかの名産地・尾花沢市で第10回全国すいか割選手権大会開催!すいか食べ放題にミス・モノクロームも参戦!

夏の風物詩である「すいか割」。子供の頃、キャンプや、保育園・子供会の行事なんかでやったな~と、懐かしく思い出す人も多いのではないでしょうか?実はこの「すいか割」にルールを作り、スポーツイベントにしてしまった大会があるんです!それが山形県尾花沢市の全国すいか割選手権大会です。

写真:ゴルゴ風おにーさん。神経統一中です。

大会が行われる山形県尾花沢市は、「夏すいか日本一」として知られる町で生産量は13,000t。

夏すいか日本一のこの尾花沢をアピールしようと全国すいか割選手権大会が始まったのが10年前。実は今年で10回目を数える夏の名物イベントなんです。

参加者も年々増え昨年は30チーム300名が参加したという事です。人気の大会なんですね!

写真:選手と会場との一体感。みなさん結構ハラハラして見入ってます。

大会は、定められた公式ルールに則って行われます。「え、すいか割にルールなんてあるの?」と驚く人もいると思いますが、「専用のすいか割り棒でアイマスクをかけ、5回と2/3回転してから7m先のすいかを1分30秒以内に割る」と、かなり細かいルールが定められています。得点は0~10とポイント化され、3人の公式審判によって行われるなど、本格的ですね。

写真:いい顔してかぶりついてます。

チームは選手とサポーター2人の計3人です。2人のサポーターの声がけが全てで、3人のチームワーク(絆)にかかっているとの事。

出場チームはもちろん、見ている人もハラハラと楽めますよ。日本すいか割推進協会の三浦さんいわく、

「最近は、自分の地方でもこのルールを使って大会をやりたいという問い合わせが増えてきた。各地ですいか割大会が広まって、この地で決勝大会が行われるのが夢なんです」

と語ってくれました。

写真:ほとんどマンガの世界。「すいかボーリング」。練習玉は500円で購入も可!

イベントはすいか割だけではありません。

・すいか種飛ばし大会
・すいかボーリング
・すいか色当て

など様々なその他イベントも行われます。まさに「すいか祭り」ですね。

写真:すいか種飛ばしの様子。もちろん旗の重りもすいか。

尾花沢市には景観で有名な温泉街がある銀山温泉がありますが、この銀山温泉はアニメ「ミス・モノクローム」の映像の撮影が行われた場所であり「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」で「ミス・モノクローム」の聖地に、尾花沢市が選ばれています。

そしてミス・モノクロームが昨年2018年にこのすいか割選手権大会に参加。そして節目の10回目となる今年2019年も引き続き参戦予定との事ですよ!

写真:すいか割に挑戦中のミス・モノクローム。なかなか見れない絵。

銀山温泉は、大正浪漫の郷愁を感じるノスタルジックな町並みが特徴。洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並び、昔ながらの独特な雰囲気を味わう事ができます。大会に参加して温泉に泊まって汗をさっぱり流してなんてのもいいですね。

それからこの大会は、景品がかなり豪華なんです!

優勝チームには「銀山温泉のチームでの宿泊券」の他、極上の脂が乗った地域のブランド牛尾花沢牛6Lサイズの尾花沢すいか、採れたての、もも・メロン・なす・きゅうりなどの地元の生鮮もどっさり!参加者のみなさん大喜びだそうです。

参加者はもちろん来場者は全員すいか食べ放題だそうですので、死ぬほど食べて帰ってくださいね!

写真:ヨットに乗れる体験もできちゃいます。これはなかなかない。

特設会場は徳良湖のほとりですが、その徳良湖で何とヨットにも乗れちゃう特典まであるんです!ヨットに乗るってなかなか体験ですよね?

何だかとっても楽しいことがてんこ盛りの「すいか割選手権大会」は出場チーム絶賛募集中ですよ!当日でもエントリーできますが、受付が混みあったりしますので、事前申し込みしておくとスムーズです。

(まとめ・文:すていーぶん  記事確認:2019年7月)

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