群馬県の嬬恋村の「浅間高原シャクナゲ園」では、2023年5月11日(木)から5月28日(日)まで、『浅間高原シャクナゲ園まつり』が開催されます。5月中旬~6月上旬にかけて、およそ15万株ものシャクナゲが咲き乱れ、シャクナゲにちなんだイベントも数々行われます。
まつりにも賛同する「休暇村嬬恋鹿沢」では鹿沢温泉も楽しめますよ。
嬬恋村のシンボルでもある広大なキャベツ畑の奥に位置する「浅間高原シャクナゲ園」。東京ドーム10個分の面積を誇り、三ツ尾根山麓に広がる「浅間高原シャクナゲ園」では、5月中旬~6月上旬にかけておよそ15万株ものシャクナゲが咲き乱れます。赤やピンク・白い花で埋め尽くされる姿は圧巻です。
園内はハイキングコースになっているのでお弁当持参で出かけるのがおすすめ。
体力に自信が無い方も、駐車場からすぐにシャクナゲ畑が広がっているので、気軽に楽しめますね。
1970年代、シャクナゲを種から栽培している農家は新潟に少しいる程度で、ビニールハウス栽培のため生産されるシャクナゲは小さなもののみでした。
また、開花まで5年~10年の年月が必要であったり、小さい頃は日陰、大きくなると日向を好むこと、はたまた酸性の土が必要であったりと、必要条件が多いことから屋外での栽培の前例がありませんでした。
加えて、種から栽培を行っている農家は皆無だったため、シャクナゲ栽培はミッション・インポッシブルといわれていました。
そんなシャクナゲ栽培に日本で初めて成功したのが、嬬恋村で造園業を営んでいた坂井さんです。
「もともと山からもらった種なのだから寄付しましょう」という考えのもと、何万本ものシャクナゲの木が坂井さんから嬬恋村に寄付されました。感動した嬬恋村民は一丸となって「浅間高原シャクナゲ園」を造園しました。
「休暇村嬬恋鹿沢」では、『浅間高原シャクナゲ園まつり』に賛同し、まつりの期間中シャクナゲの苗をフロントにて販売します。
「休暇村 嬬恋鹿沢」は周囲をカラマツやシラカバに囲まれ、ホテルから半径1400m以内に民家や観光施設が無い「ポツンと温泉リゾート」。広大な敷地の中にホテルやキャンプ場、遊歩道などが整備されています。
大浴場では、1000年以上の歴史があると言われる名湯「鹿沢温泉」も楽しめますよ!
(まとめ・文:Vermiliおん)