松本本箱
https://matsumotojujo.com/journal/所在地:長野県松本市浅間温泉3丁目13−1 GoogleMAP
TEL: 0263-46-0500
●宿泊について
宿泊料金例)
プレオープン・夕食はグリルダイニング「三六五+二」プラン
¥24,750~¥43,450(サービス料・税込)
宿泊者の温泉入浴時間
小柳之湯(宿泊者専用)
6:00~24:00
標準チェックイン/アウト
15:00~20:00/11:00
松本市のはずれにある浅間温泉に、全客室に温泉露天風呂を備えたブックホテル「松本本箱」がプレオープンしています。来年、春頃には本格オープン予定のようです。
浅間温泉は松本駅から車で15分ほどのレトロな温泉街。アクセスが便利で、温泉の質もよく、しずかでのんびりできると人気の温泉です。歴史のある温泉地で、現在でも湯仲間による共同浴場が10軒以上もあります。
温泉街の中でもシンボル的存在だった老舗、1686年創業の旅館「小柳」の再生プロジェクトとして、「松本本箱」と「小柳」の2つのホテルが誕生しました。
小柳は友達同士やファミリーで気軽に滞在できるホテル、そして松本本箱は学問の街「学都」松本にふさわしい、読書を堪能できるブックホテルです。
松本本箱は様々なジャンルの約1万冊以上の本を楽しめる温泉宿。
古い旅館の佇まいを残してリノベーションされた館内のいたるところで読書を楽しめます。
宿泊棟から少し離れたコーヒースタンド「おやきと、コーヒー」でチェックイン。コーヒーと野沢菜のおやきのウェルカムスイーツをいただいたら、浅間温泉街を5分ほど散策して宿泊棟へ。車での送迎もあります。
赤いじゅうたんが印象的な1階のフロントにもたくさんの本棚!
くつをぬいで上がる1階部分は、ホテルのフロントだけではなく、本屋さんにもなっているのです。宿泊者だけでなく、だれでも本を探したり読んだりすることができます。
新刊、文庫、写真集、絵本など、最新の本だけでなく過去のベストセラーや、厳選された雑誌も置かれています。一般の書店とはひとあじ違ったラインナップを眺めているだけでも楽しそうですね。
2階にはおしゃれな写真集やデザイン書が集められた「オトナ本箱」。ここはなんと旅館小柳時代の大浴場のつくりをそのまま活かした空間になっています。
本棚に囲まれた古い浴室の湯舟に座ったり、本棚の中に入れるおこもり空間で本を読むふける至福の時間を過ごせます。
1階にはコーヒーサービスもあり、客室のアメニティのタンブラーでコーヒーを飲みながらこころゆくまで読書タイムを。
地下1階には絵本の迷路のような「こども本箱」。ボールがつめこまれた湯舟に飛び込めるなど、子供たちが喜ぶしかけも。
育児関連の本も充実していて親子で楽しめますよ。
オトナ本箱とこども本箱ともに、宿泊者以外も利用できるとのこと。プレオープン後は、コロナ関連の書籍のコーナーもできたようです。
全24室の客室はスタンダードからスイートまで8タイプ。マウンテンビュースイート、テラススイート、グランドスイートなどの客室や露天風呂からは雄大な北アルプスを見渡せます。
全客室に温泉露天風呂がついているので、浅間温泉の美肌の湯をプライベートに堪能できますよ。
温泉はボイラーで温度を調整していますが、加水していないかけ流しの源泉のお湯。浅間温泉のお湯はお肌がすべすべになるアルカリ性単純温泉で、神経痛や冷え性にも効能があると言われています。
敷地内には、宿泊者限定の「小柳之湯」も誕生しました。こちらでは源泉から直接、お湯を引き込んでいるそうです。客室のお湯との違いを確かめてみるのも面白そうですね。脱衣所と半露天風呂だけのシンプルな設備なので、客室に置いてある木の湯桶にタオルを入れて行ってくださいね。
夕食は1階の薪火ダイニング「三六五+二」で信州の食材を使ったメニューをいただきます。
食事のコンセプトは「信州のローカルガストロノミー」。聞きなれないローカルガストロノミーという言葉ですが、「地域の風土や歴史、文化、さらに農林漁業の営みを料理に表現する」ことなのだそうです。
夕食のメインメニューは、薪火で焼きあげた信州放牧豚の肩ロース。他の豚と比べて脂の層が厚めで、しっかり焼き上げるとしつこさもなくほどよい食感になるのだとか。食べ応えがありそうですね!
または追加料金で信州プレミアム牛に変更もできます。その他、信州の発酵調味料や発酵食材を使った前菜など、地元食材を楽しめるメニューを堪能できそうです。
朝食は、敷地内のALPS BAKERYで焼き上げたパンに野菜を挟んだバインミーを。たっぷり信州の自然の恵みを味わってみてくださいね。
プレオープン中の松本本箱ではGo Toトラベルキャンペーン対象のプランが販売されています。宿泊代金の35%の割引と15%の地域共通クーポンが利用できるこの機会にぜひ訪れてみたいですね。
(まとめ・文:mashiro、編集:hotspring727)