佐渡島と聞いたら何をイメージしますか?金山?たらい舟?
……実は温泉がたくさんあることはあまり知られていないのではないでしょうか? 佐渡島にある豊富でバラエティ豊かな温泉についてご紹介します!
フェリーで渡る佐渡島、思った以上に大きな島!
佐渡島へ渡るには新潟~両津、直江津~小木の2つのフェリー航路があります。
新潟港からはカーフェリーだと約2時間30分。車で渡る場合は往復で21,920円~となっています。(車両なしでの片道運賃は2等2,420円~)
時期や車の大きさによって料金が変わってくるので、佐渡汽船のHPでチェックしてみてくださいね。
佐渡汽船 https://www.sadokisen.co.jp/faretables/
佐渡島の観光にはやはり車が便利だそうです。…というのも、ほとんどの人が思っていた以上に大きな島だということにまず驚くのだとか。
沖縄本島に次ぐ大きさの佐渡島の中には、変化に富んだ地形がたくさんあるので、ツーリングにも適しており、バイクで来る人も多いのだそうです。
自家用車またはバイクでフェリーを使って渡るか、レンタカーが良さそうですね。
佐渡エリアに点在する多彩な温泉
さて、その想像以上に広い佐渡島、島の中央あたりに温泉のあるエリアが広がっています。
中でも、両津港周辺の両津エリアや、日本海を望む眺望が美しい相川エリアなどが人気です。
わかりやすい日帰り温泉マップも温泉施設や佐渡汽船の乗り場などで入手できるので、湯めぐりの参考になりそうですね!
佐渡島の温泉の特徴としては、無色無臭の温泉が多いようです。
塩化物泉でさらっとした泉質。
しかし中には、コーヒー色の温泉があったり、ふんわりと硫黄の匂いがするところがあったりと、バラエティに富んだお湯が楽しめます。湯めぐりしたくなりますね!
中でも有名なところは、島の中央部に位置する佐渡八幡温泉の「八幡館」(http://www.yahatakan.com/)
写真:松林に囲まれた露天風呂は和の情緒たっぷり!(佐渡八幡温泉 八幡館・女湯)
豊富な湯量でも知られていて、松林の庭園を望む露天風呂も素敵!天皇陛下が宿泊されたこともある、由緒ある旅館です。
写真:湯量が豊富な八幡温泉を贅沢に味わえる源泉掛け流し(佐渡八幡温泉 八幡館)
もちろんそれ以外にも個性的な宿がたくさんあるんですよ!
日本海に臨む絶景をお風呂から楽しめるのは、相川温泉にある、「佐渡リゾートホテル吾妻」。(http://azuma.jpn.com/)
「夕陽に一番近い宿」と言われているほど、美しい夕景を温泉から楽しめます。
写真:夕焼けに染まる空と日本海を眺めながら(ホテル吾妻)
7千坪の庭園内に建つ貸切露天風呂も見逃せません。こちらは宿泊の場合のみ、50分間1080円で利用できますよ。
写真:日本海の絶景を楽しめる貸切露天風呂も!(ホテル吾妻)
また、湖畔の高台にある両津の椎崎温泉にも日帰り入浴施設や宿泊施設があり、こちらは加茂湖、大佐渡山脈を眺望できるロケーション!
珍しい温泉では、浴室に畳を敷いている佐和田温泉「旅館入海」。(http://www.iriumi.com/)
洗い場にきれいな畳が敷かれていて、なんだかほっこりする浴室。
写真:畳が敷かれている浴室。足元からも温もりが伝わってくる(旅館入海)
お肌に優しい黒いお湯も特徴的です。
写真:モール温泉と呼ばれる黒いお湯が特徴。体の芯までじわじわと温まる(旅館入海)
さすが、たくさん源泉があるだけにバラエティ豊かなお湯が揃っています。
6月からは、下記6施設で湯めぐりのキャンペーンも始まっています!
羽茂温泉クアテルメ佐渡(http://hamochionsen.com/)、
畑野温泉松泉閣(http://koganesou.web.fc2.com/index.html)、
ホテル大佐渡(http://www.oosado.com/)
夕日の湖の宿あおきや(https://www.sado-aokiya.com/)
ホテル志い屋※宿泊のみ(http://www.hotel-shiiya.com/)
ホテルファミリーオ佐渡相川※宿泊のみ(https://familio-folkloro.com/sadoaikawa/)
の6つの温泉を利用してスタンプを集めると、佐渡市温泉活性化協議会のマスコットキャラクター「おゆくん」の非売品オリジナルグッズ(缶バッジやシールなど)がもらえます!
写真:佐渡島のマスコットキャラクターおゆくんもPR活動中!(畑野温泉松泉閣)
ぜひ6ヶ所をめぐって、佐渡の温泉を堪能してくださいね。
紅葉の季節にぴったりなドライブコース
写真:紅葉の季節、大佐渡スカイラインのドライブもおすすめ!
良質な温泉が点在している佐渡島ですが、秋には紅葉ドライブもオススメです。
紅葉の見所は、金井と相川をつなぐ約30kmの展望道路、大佐渡スカイライン。
最高地点の標高は900メートル以上あり、展望デッキもある「交流センター白雲台」からは両津湾や国仲平野、小木半島などを見渡せます。
白雲台の売店では、「おけさ柿バター」「いちじくジャム」などの特産品のお土産も。
道沿いから入ったところにある森に囲まれた天然池乙和池など、スカイライン沿いにも見どころがたくさん。
写真:乙和池の神秘的な美しさ
紅葉ととともに海や山や森、変化に富んだ眺望を楽しめそうです。
まとめ
ダイナミックな自然と、豊かな温泉を楽しめる佐渡島。車での観光以外にも、定期観光バスが4月から11月まで毎日運行されていますよ。
定期バスについてはこちら。
http://www.sado-bus.com/sightseeing.pdf
湯めぐりや観光、短時間ではまわりきれないほどなので、ぜひゆっくりと時間をとって行くのがオススメです!
(文・まとめ mashiro 情報更新:2019年10月)