佐賀「有田雛のやきものまつり」世界最大の磁器製座りびな七段飾り！ 3月12日(日)まで開催

佐賀県有田町で、2023年2月4日(土)から3月12日(日)まで、「第19回有田雛(ひいな)のやきものまつり」を開催しています。つややかな白磁の肌に繊細な絵付けが美しい、有田焼の雛人形が待ってますよ。

写真：香蘭社製 世界最大の磁器製ひな人形二段飾り

陶磁器店では、有田焼の伝統を受け継ぐ窯元それぞれの特色を生かした雛人形が飾られ、内山地区の歴史ある町屋では、その家に代々伝わる雛人形が展示されます。

「世界最大の磁器製座りびな七段飾り」

写真：しん窯製 世界最大の磁器製座りびな七段飾り

「世界最大の磁器製座りびな七段飾り」は、有田の窯元・しん窯で、3年がかりで制作された七段飾りで、高さはなんと2.7m。人形、ぼんぼり、お道具など全て有田焼で作られています。

細部にわたって丁寧に描かれている文様や、人形一体一体の表情の違いにも注目です。展示場所は、アリタセラ南館「白磁HAKUJI」、展示時間は10:00～17:00。

伝統文化の交流プラザ「有田館」

伝統文化の交流プラザ「有田館」では、有田を代表する窯元や姉妹都市ドイツ・マイセンで制作された雛人形を展示しています。展示時間は9:00～17:00。

有田町を代表する窯元・柿右衛門窯と、姉妹都市ドイツ・マイセン市の国立マイセン磁器製作所の雛人形を展示します。400年受け継がれてきた伝統技術で作られた有田焼のお雛様と、有田焼の影響を受けながらヨーロッパで作られ、どことなく西洋が感じられるお雛様を、ぜひ見比べながら鑑賞してください。

写真：柿右衛門窯製 雛人形

写真：マイセン磁器製作所製雛人形

香蘭社製：世界最大の磁器製ひな人形二段飾り

金彩が施され、繊細に描かれた高貴な衣装の文様や細部にまでこだわって制作されたお道具など、磁器ならではの輝きと艶やかさをぜひご堪能ください。

写真：香蘭社製 世界最大の磁器製ひな人形二段飾り

渓山窯製：磁器製ミニ雛人形七段飾り

「第1回有田雛のやきものまつり」にお披露目された、伊万里・有田焼業界では初めて作られた七段飾りです。ほのぼのとした表情の可愛らしい雛人形をお楽しみください。

写真：渓山窯製 磁器製ミニ雛人形七段飾り

（文・まとめ：Vermiliおん）