熱海温泉に冷たいメニューが大集合するレトロ空間「熱海冷横丁」が期間限定でオープンしました。地元産のドリンクやアイス、冷たい温泉饅頭などのフードが勢ぞろいする空間。熱海温泉を観光中の旅行客が涼みに訪れる“真夏の駆け込み寺”としても期待されているようです。
日本三大温泉の一つとして知られる熱海温泉は、実はレトロな温泉街の街歩きを楽しめるスポットが多数あり、昭和の雰囲気を残した街並みや喫茶店などをめぐるのも人気です。
そんな熱海温泉に今年、誕生したスポットが「熱海冷横丁」。冷たいドリンクとフードが大集合した、縁日のような空間。夏の温泉街での観光中に一休みできるスポットになりそうです。
店舗内は、冷房が最低温度に設定され、店舗前に水を撒いて冷却するなどの工夫でひんやりした空間を提供し、熱中症対策の効果も期待されています。座って飲食するスペースもあり、一度に15~20名ほど入れるとのことです。
「熱海冷横丁」は熱海温泉街に今年の春にオープンした「熱海ミニ横丁」の夏バージョン。熱海ミニ横丁では7つの屋台が集合し、揚げ物や焼き物、お酒、饅頭など熱海のご当地グルメが楽しめる新スポットとして、人気を集めました。「熱海冷横丁」も場所も同じところに設置されますが、季節に合わせてメニューは冷たいもので統一されるようです。
熱海冷横丁は不定休でお休みの場合は「熱海ミニ横丁 伊豆半島合同会社」のツイッターアカウントで告知されます。メニューが入れ替えについてもツイッターにアップされるので行く前にチェックしてみてくださいね。
「熱海冷横丁」では、地ビールやジュース、温泉饅頭などの地元産のグルメをはじめとしたラインナップが登場します。
味のついた氷を使用したフワフワ食感の台湾かき氷は、熱海冷横丁で新発売となった看板メニューの一つ。マンゴー、いちご、メロン、オレンジ、甘夏、巨峰、マスカット、バナナ、抹茶、牧場ミルク、ハチミツ、バニラとバラエティに富んだフレーバーが用意されています。
1本700円の高級国産バナナと地元産の牛乳、ブランドいちごの「紅ほっぺ」を使用したバナナジュース。最高級においしいバナナジュースとして評判になりました。
甘すぎないすっきりとした味わいを楽しめる熱海ラムネ。レトロなデザインのパッケージも好評です。軽い飲み心地でごくごくと飲めるのが暑い季節にはぴったり。
地元で採れたみかんに冷凍みかんを加え、シャーベットのようなシャリシャリ感を楽しめる熱海名物のジュース。
その他、地元産のソフトクリームやフルーツシャーベット、アイスなども各種販売。熱海ビールも4種提供しています。
さらに熱海名物の和スイーツ「三代目熱海温泉毒饅頭」も販売。温泉毒饅頭は「熱海冷横丁」を運営する伊豆半島合同会社が発売した熱海の名物で、解毒作用があるドクダミを饅頭に練り込んだもの。国産のドクダミと本葛、小豆を使用した銘菓です。
ネーミングや見た目のインパクトもあり、2018年に発売された「初代 熱海温泉 毒饅頭」は1日に数百個も売れた大ヒット商品となりました。そしてすでに三代目となった毒饅頭は冷たいお饅頭として、美味しさとともに爽快感を味わえるスイーツ。「熱海冷横丁」のメニューにぴったりですね。
夏限定で登場する冷たいものづくしの屋台が集合した「熱海冷横丁」。アルコールからスイーツまで勢ぞろいしているので家族みんなで楽しめそう。レトロなスポットめぐりの名所の一つとして映える写真も撮れそうですね!
(まとめ・文:mashiro、編集:hotspring727)