3密を避けて旅行したい人にもアウトドアを気軽に楽しみたい人にも注目の車中泊に人気のかんぽの宿が利用可能に!温泉に浸かれる駐車場が増えてますます車での旅から目が離せません!
「くるま旅クラブ」と「日本カーツーリズム推進協会」がタッグを組み、「かんぽの宿」と提携して、2000円でキャンピングカーを駐車してかんぽの宿の温泉などを楽しめちゃう(※料金は別途)仕組みを作ったそうですよ!
近年注目されているアウトドア熱に加え、昨今のコロナ事情を背景に高まりつつあるのが車中泊。車さえあれば、自分たちだけのプライベートな旅も楽しめ、自然に近い場所で開放感も満喫できることから今年のレジャーとしては特に気になるところ。
しかし、どこでも好きなところに駐車してアウトドアクッキングを楽しむ!…とはいかない現状。またベテランのキャンパーならともかく、ビギナーやもっと気軽に楽しみたいという人にはハードルが高めなことも事実です。
そこで車中泊の良さ、またはキャンピングカーの良さを更に感じられるようにと、様々なプランがあるのがくるま旅クラブ。以前、こちらでも紹介した湯YOUパークは旅館やホテルの駐車場に停め、温泉や食事などを利用できるというもの。
https://onsennews.com/news180826_yypark/
今回、そのくるま旅クラブとタッグを組んだのが日本カーツーリズム推進協会(以下、JCTAです)。
JCTAは「車で旅をする。都心と地方を車でつなぐ」というコンセプトで同じく車中泊の普及活動も行っています。
お話を伺った株式会社CarLife Japan代表取締役の野瀬勇一郎さんによると「日本は世界的にも、安全性、道路事情、コンビニ、お風呂、自然とカーツーリズムに適した国です。」とのこと。
しかし、まだまだそのインフラが整備されておらず、また、あってもその多くは小規模なものだといいます。
そこでJCTAが提携したのがかんぽの宿。日本郵政が経営する宿泊施設で全国で33あります。また、温泉地にあるため天然温泉が楽しめるのが魅力!
このかんぽの宿の駐車場を利用でき、かんぽの宿の施設内の温泉はもちろん、レストランやトイレも利用できます。※温泉入浴、レストランでの食事は、別途料金で利用できます。
今回車中泊として使えるのは、寄居(埼玉)、石和(山梨)、恵那(岐阜)、鳥羽(三重)、観音寺(香川)、淡路島(兵庫)、光(山口)、阿蘇(熊本)、日田(大分)の各駐車場。
駐車場の利用料金は1回あたり2000円/台で、今後も増えていくこともあるとのこと。
かんぽの宿の施設をたっぷり使いながら宿泊(車中泊)は2,000円!
しかしこれなら、気軽にアウトドア気分も楽しめ3密を避けながらリラックスできるというもの。温泉は利用しても朝の食事は自分たちで、などカスタマイズできるのでリーズナブルに、また同じ予算なら長期間の旅も楽しめますね。
子供たちが遊んでいる間、少しだけ仕事を、なんていうワーケーション体験もできるかもしれません。
申し込みの仕方は、くるま旅倶楽部会員に加入してからカーステイという予約サービスにも無料登録が必要です。
注意としては、現在コロナ禍ということもあり、まずは県内の旅行者向けにスタートするということなので、県をまたぐ利用はしばらくできないので気をつけて下さい。
既に多くの人が利用しているところもあるそう。気になる夏休みの空き情報については、平日はまだ余裕があるそうなので気になる人はお早めにチェックしてみて下さいね。
(取材・文:都野雅子)