下北沢に温泉旅館が誕生
https://senrogai.com/予定地:東京都世田谷区下北沢 GoogleMAP ※下北線路街
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東京・世田谷区の「サブカルチャーの街」下北沢。多様な文化が次々に生まれる刺激的な街に、2020年、温泉旅館が誕生するようです。
下北沢に温泉?!このかなり意外な組み合わせ、気になりますよね。
小田急線新宿駅からは7分、京王井の頭線渋谷駅からは3分と東京の中でもアクセスが抜群にいい下北沢。
「VOGUE」誌記者が選ぶ「世界のクールな街15選」で1位に選ばれたり、
タイムアウトのグローバルチームが「The 50 coolest neighbourhoods in the world」と題したランキングで2位に選ばれるなど、東京のなかでも世界から注目される街のひとつです。
駅周辺の小さなエリアには個性的なお店がひしめき合っています。
でも下北沢ってどういうイメージの街ですか?と尋ねたら、人それぞれ違った答えが返ってくるかもしれません。
「古着の街」だったり、「演劇の街」、「音楽の街」。
一つのエリアの中でものすごく多様な楽しみ方がつまっているんですね。
しかも渋谷や新宿のように大きなファッションビルやチェーン店がたくさんあるわけではなく、小さな個人経営の古着のお店や、30年も前から続く老舗の劇場、ライブハウスなどが多数。
かと思えばゆっくりくつろげるカフェがあったり、少し駅から離れた所には静かな住宅街のエリアも。
気取った雰囲気などがなく、老若男女だれでもが自分の好きなことを楽しめる、独特な空気があるのが下北沢かもしれません。
温泉旅館が誕生するのは、現在、開発が進められている「下北線路街」の中のひとつ。
小田急線 東北沢駅から世田谷代田駅までが地下化するのに伴い、線路跡地が新しい街として、生まれ変わります。
計画されている施設は、個性豊かな店舗が集まる商業施設のほか、保育園や学生寮、個人でお店を出店できる長屋など、実にさまざま。
そして下北線路街には「下北線路街 空き地」というスペースも作られています。
トライアルで借りられるレンタルキッチンや、イベントスペースが設けられていて、自由な発想でスペースを活かすことができそう。
すでに様々なイベントが仕掛けられているようです。
独自のカルチャーを生んできたシモキタならではの「空き地」が出来上がりそうですね。
「下北線路街」の中でもやはり注目を集めそうなのが、「都心に突如現れる温泉旅館」。
都心には数の少ない温泉旅館があったら、下北沢の楽しみ方がさらにひろがり、地元の方や海外からの観光客まで楽しめるものとなるのではということで、温泉旅館が作られることになったようです。
場所は世田谷代田駅のあたり。下北沢駅からは徒歩圏内ですが少し離れており、近くに神社や古くからのお屋敷がある落ち着いた雰囲気のエリアです。
2020年9月オープン予定で、名称などは早くて年明けの発表となりそうです。
建物は2階建て(一部3階)、客室はタイプごとに特徴の異なる和室が35室。
お湯は箱根温泉から運び、大浴場には露天風呂もあるとのこと。都心にいながら本格的な温泉が楽しめそうですね!
レストランや茶寮&BAR、ボディケアサービスなどの施設も作られる予定で、宿泊者以外も日帰りで手軽に癒しの時間を過ごせるとのこと。
パース写真を見ると、緑に囲まれ落ち着いた旅館のたたずまいですね!
下北線路街では街に緑を増やすこともテーマになっているので、温泉旅館の周辺も心地よい空間となりそうです。
下北沢では、古くはお茶の栽培が行われ茶業が発達しました。また、文芸家にも愛された街でもあり、このような歴史をくんだ旅館になるとのこと。
下北沢駅は2019年3月末にリニューアル工事が完成し、11月1日には雑貨店やカフェ、居酒屋など個性的なお店を集めたシモキタエキウエがオープンしたばかり。
新しいものと歴史あるものが調和した、生まれ変わった下北沢が来年以降楽しめそうですね!
(まとめ・文:mashiro)