【岡山】歴史的な建造物に泊まれる「城下小宿麹や」がオープン！日本酒風呂に、百々温泉も楽しめる

風情ある街並みが残る城下町津山の町屋が7月17日、宿泊施設「城下小宿麹や」としてオープンしました。国の重要文化財にも指定されている貴重な建物をリニューアル。ノスタルジックな町屋でのステイを楽しめますよ！

温浴の方も、2つの方法で楽しめます♨️ まずは、日本酒風呂。客室のひのき風呂の湯船に日本酒をそそいで楽しむことができるんですよ。そして、百々温泉。城下小宿麹やに宿泊すると、ザ・シロヤマテラス津山別邸の温泉を無料で利用することもできます！車で5分ほどの距離、送迎も可能とのことです。

写真：中庭のある町屋の建物に宿泊できる

歴史ある酒蔵に隣接する施設

「城下小宿麹や」がオープンするのは、津山の重要伝統建造郡保護地区。姫路から松江までを結ぶ出雲街道に面した、風情ある街並みの中にあります。

その中でも最大規模の町屋が、江戸時代創業の旧苅田酒造。

城下小宿麹やとしてリニューアルするのは、旧苅田酒造に付随する4棟の町屋です。この町屋は江戸時代の苅田家の住居として使用されていたようです。

津山はもともと良質な米、豊富な伏流水など酒造りに適した土地。苅田酒造は旧津山藩の御用酒屋を務めた酒蔵でした。津山城下町の酒蔵の中では唯一現存する建物で、現在、内部は非公開となっています。

建物の特徴は、間口が広く、望楼を持つ二階建ての座敷で近代的な造りになっています。軒の低い中二階は、参勤交代路ならではの特徴。

ノスタルジックな町屋で江戸時代に思いを馳せてみてくださいね。

風情ある町屋で快適に過ごせる！

写真：古い町屋の風情とオシャレなインテリア

城下小宿麹やの客室は、古い建物の風情を残しつつ、快適さも追求して作られているのがポイント。落ち着いたトーンのインテリアでまとめられたすっきりとした空間になっています。

2階建ての町屋をリニューアルした客室は定員6名から11名までの3室。和室リビングや畳敷きの和室、ベッドルームなど、134㎡～220㎡と広々としたスペースが用意されています。

それぞれの客室には、すべてに庭やテラスがついており、リラックススペースも充実。2部屋には、ダイニングキッチンがついています。

キッチンには、冷蔵庫、電磁調理器、電子レンジ、まな板、包丁、鍋、フライパン、食器などがそろっていて、調理して客室でゆっくり食事をすることも可能。

ツインルームと和室が両方あり、ベッドと和布団を利用できます。家族や友達同士の旅行にもおすすめですね。

接客空間が充実していて、それぞれの部屋でいろんなくつろぎ方を楽しめます。日本家屋の風情を残した町屋で暮らすように楽しめるステイを楽しんでみてくださいね。

写真：和の風情たっぷりなベッドルーム

客室で楽しめる日本酒風呂

写真：客室でぜいたくな日本酒風呂を堪能！

苅田酒造では諸白（もろはく）という日本酒を製造していました。その酒蔵を起源としている城下小宿麹やならではのサービスが、日本酒風呂です。

客室のひのき風呂の湯船に日本酒をそそいで楽しむことができるんですよ。現在は、苅田酒造では製造をしていないため、同じく津山の難波酒造の「武蔵」という日本酒が用意されています。

日本酒に含まれている成分で血行がよくなり、新陳代謝が上がる効果や保温・保湿効果があるそうです。もちろん飲むこともできますよ。

さらに日本酒の香りをお湯の蒸気の中で吸い込むことでリラックス効果も期待できそうですね。

ポカポカと温まる日本酒風呂をお部屋でのんびり楽しめる贅沢を味わえます。

ザ・シロヤマテラス津山別邸の百々温泉も楽しめる

写真：津山城跡を眺めながら温泉に浸かれる

城下小宿麹やに宿泊すると、車で5分ほどの距離のところにあるザ・シロヤマテラス津山別邸の温泉を無料で利用できます。

ホテルの8階に設置された露天風呂付大浴場では、津山城跡を眺めながら名湯を楽しめますよ。湯上りには、津山城跡を一望するテラスでお茶を飲みながら休憩タイムも。

またザ・シロヤマテラス津山別邸のダイニングもできるので、懐石コースでご当地グルメのステーキを堪能してみてください。

城下小宿麹やのキッチンで調理するのも楽しそうですが、地元の特産をたっぷりあじわえる懐石コースも捨てがたいですね！

ザ・シロヤマテラス津山別邸までは車での送迎も可能です。

客室での日本酒風呂と、津山の名湯百々温泉、ダブルで美肌効果を試してみたいですね！

（まとめ・文：mashiro）

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