愛媛「OMISHIMA SPACE」大三島の宿にホステルとコワーキングスペース&シェアオフィスがオープン

しまなみ海道の真ん中に位置する大三島の「OMISHIMA SPACE」に、ホステル「OMOYA」とコワーキングスペース&シェアオフィス「KOYA」がオープンしました。

周辺には日帰り入浴できる温泉施設もありリフレッシュできますよ。

写真：コワーキングスペース&シェアオフィス「KOYA」の開放感あふれるテラス席

より快適にワ―ケーション！ホステルとコワーキングスペース

写真：古民家とみかん小屋を改装して作られたOMOYAとKOYA

「OMISHIMA SPACE」は2017年にオープンしたまだ新しい一棟貸切の宿。

これまで主に企業の経営合宿やワ―ケーションで宿泊する人が多かったようです。コロナでテレワークが一般的になる前にすでにテレワーク誘致の目的でオープンしていたのですね！

そして今年8月、もともとあった施設をOMISHIMA SPACE「HANARE」に改名し、新たに宿泊施設とコワーキング＆シェアオフィスをオープン。

中期滞在がよりしやすい環境になりました。

写真：KOYA2階のワーキングルーム

新たに作られたHOSTEL「OMOYA」は築約80年の民家をリノベーションしたそうです。まさに『島で暮らすように滞在する』ことができそうですね。

ちなみにもともとあった「HANARE」をオープンした際には、オーナーご夫婦で自ら漆喰の壁を塗ったり、キッチンカウンターのタイル貼りを行ったそうです。

床はワークショップで床はりを行い、柿渋と天然ワックスでとてもきれいに仕上がっているのだとか。手作りのあたたかみのあるスペースですね。

写真：OMOYAのキッチンには家電も完備

新設された「OMOYA」は1階に5部屋、2階に1部屋の寝室と、共有のリビング・キッチンがあります。2階の寝室は定員5名の屋根裏部屋となっています。

写真：和風のリビングルームでゆっくりくつろげる（OMOYA)

共用のリビングは洋室1室と和室が2室あり、広々とした庭もあるのでゆったりと過ごせそうですね。

食事は自炊か持ち込みになりますが、車で2〜3分の距離にコンビニ、5分程度の距離にスーパーもあるため安心です。

写真：プライベートに過ごせる個室（OMOYA）

みかん小屋を改装して作られたコワーキング＆シェアオフィス「KOYA」はOMOYAとHANAREの宿泊者は無料で利用できます。

モダンですっきりとした造りのKOYAには、1階に共有デスクと独立デスクのあるワーキングルームが1部屋ずつ。窓から緑豊かな景観を見渡せるテラス席も用意されています。

2階にもワーキングルームとミーティングルームがあり、スペースは仕切られているので一人で仕事に集中したい時にもミーティングが必要な時にも気兼ねなく利用できそう。

写真：独立デスクのある1階のワーキングルーム（KOYA）

Wi-Fiや大型モニター、貸出モニターなどの備品も充実しているため、支障なく仕事ができる環境です。冷蔵庫やコーヒーメーカーも用意されており、快適なワ―ケーションができそうですね。

KOYAの利用については、コワーキングスペースを予約すれば、備品や共有スペースの予約は不要とのこと。ミーティングルーム利用希望の場合は事前に連絡が必要。柔軟に対応してもらえるようです。

KOYAは今後はスポットでの利用や月額会員サービスなども開始される予定です。

大三島ってどんなところ？

ところでOMISHIMA SPACEのある大三島はどのようなところでしょうか。

広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmのしまなみ海道は6つの島々を通っています。

その中で愛媛県側にあるのが大三島・伯方島・大島の3島。大三島はしまなみ海道のちょうど真ん中に位置する全長約40kmの島です。

島内には、しまなみ海道のパワースポットとして知られる大山祇神社や、現代アートと絶景を楽しめるところミュージアム大三島などの人気スポットも点在しています。

さらにここ数年はお店やカフェも増えているのだそうです。

またレモンの産地でもあり、11月から2月にはOMISHIMA SPACE近くのレモン畑でレモンの収穫体験もできるとか。

ワ―ケーションの合間に島ならではの体験も楽しめそうですね。時間が許せば、しまなみ海道の他の島もめぐってみてはいかがでしょうか。

車で約5分のところには温泉も

OMOYAには2つのシャワールームが完備されていますが、車で5分のところにある「多々羅しまなみドーム」の温泉施設を利用することもできます。

多々羅しまなみドームは、上浦多々羅スポーツ公園運動場内にあり、本格的なアリーナ、温水プール、トレーニングルームなどの設備が充実しています。

ドーム内にある温泉「三島の湯」はカルシウム・ナトリウム・塩化物温泉。露天風呂やジャグジー、サウナも完備された温泉です。

展望浴室では、多々羅大橋やすぐそばに広がる瀬戸内海の絶景を眺めながら温泉でリラックスできますよ。

さらに、海水風呂のあるスーパー銭湯「マーレグラッシア」もあります。タラソテラピーを取り入れた海洋温浴施設で、OMISHIMA SPACEさんからの情報によると露天風呂から眺める夕日がおすすめだそうです！

中期滞在のワ―ケーションの合間に、体を動かしたり、温泉でリフレッシュできるのもうれしいですね。

（まとめ・文：mashiro、編集：hotspring727）

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