岐阜「forenta」MYキャンプ場をもつ夢を叶える森林レンタルサービス開始！下呂温泉へ車で30分

ありきたりのキャンプ場ではつまらない、という人にオススメ。キャンプ用の森林約300坪を年間6万円で借りられるサービスがスタートしました。山林を購入しなくても原野でのワイルドキャンプが楽しめます。「ここをキャンプ地とする！」の名言を、力強く宣言することができますよ。

写真：製材会社所有の森林。スギやヒノキなど国産の木材がこの森から生まれている

森林レンタルサービス「forenta（フォレンタ）」

岐阜県東白川村にある株式会社山共が、同社の所有する森林の一部をキャンパー向けに年間契約で貸し出すというサービスが森林レンタルサービス「forenta（フォレンタ）」。

第1期として0.1ha（およそ300坪）9カ所の募集が2020年11月1日から始まりました。

レンタル料金は年間6万円（＋税）と、意外とお手頃。12月下旬に内覧会と抽選が行われる予定なので、気になる人はまず公式HPからエントリーを。

ちなみに、300坪＝畳約600枚分。正方形とすると一辺が31mくらいのようです。周りとのディスタンスは十分ですね。

写真：「ここを、キャンプ地とする……!？」

コロナ禍で注目のソロキャンプ

コロナ禍で密を避けながら余暇を過ごす新しい生活スタイルが求められる中、アウトドア、特にキャンプへの注目が高まっています。

以前は整備されたキャンプ場で家族やグループで行うことが主流でしたが趣向も多様化してきており、特に原野でのソロキャンプが脚光を浴びています。

そして、整備されたキャンプ場でのキャンプに飽きた上級者が自ら山林を購入するケースがテレビなどでも紹介されています。

写真：自分だけの景色を求めて

写真：キャンプ地周辺マップ。周りには何もなさそう……。下呂温泉へは車で30分程度で行けます

山林購入の課題を回避

しかし、山林を購入することは手続きの難しさや地元住民とのトラブルなど課題も多く、現状はごく一部に限られています。また数年後に利用されなくなった山林が放置されることも懸念されています。

株式会社山共ではそのような課題を回避し、原野でのキャンプを楽しみたいキャンパー向けに自社の所有する約400haの森林のうち、キャンプに適している場所をレンタルキャンプ地として提供するとのことです。

山火事を避けるためやマナーの整理のための一定のルールはありますが、購入する場合と同じくらいの自由度を持ったワイルドキャンプを可能としています。

写真：ワイルドな山林を自分たちで切り開こう

「かほなん」がアドバイザー

写真：「さばいどる かほなん」がアドバイザー

東海地区を中心にアイドルとして活躍、アウトドアユーチューバーとしても現在30万人超のフォロワーを持つ「さばいどる　かほなん」がこのサービスのアドバイザーとして就任。

かほなんもキャンプエリアを利用することがあるそうですよ！（詳しくは公式HP内「よくある質問」を参照ください）

「よくある質問」より

・ツチノコはいますか？

「東白川村はツチノコの目撃談が日本一多い村です。運がよければ遭遇できるかもしれません。」

とのこと！なんだかワクワクしますね。興味のある方はぜひアクセスしてみてください。

（まとめ・文：前田ゆかり、編集：hotspring727）

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