界 玉造
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaitamatsukuri/所在地
島根県松江市玉湯町玉造 1237 GoogleMAP
TEL:050-3134-8092(界予約センター)
●宿泊について
宿泊料金例)1泊2食付きの2名1室の1名あたり
35,000円~(税サ込・入湯税別)
標準チェックイン/アウト
15:00/12:00
玉造温泉で2011年から「界 出雲」として運営を続けていた施設が、2022年11月16日に「界 玉造」としてリニューアルオープンしました。
「星野リゾート」が全国に展開する温泉旅館ブランド「界」。島根県内の松江市や出雲市には多くの観光資源があり、年間を通して約3,000万人が同県を訪れています。そんな観光需要の高い島根県松江市にある、「界 玉造」での楽しみ方をお伝えします。
全国22施設に展開する「星野リゾート」の温泉旅館ブランド「界」。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。
施設によっては25,000円~と利用しやすい価格帯ながら、星野リゾートならではの高いホスピタリティが受けられるのも特徴のひとつです。
観光需要の高い島根県松江市にある、2011年から「界 出雲」として運営を続けていた玉造温泉の施設は、2022年11月16日、「界 玉造」としてリニューアル。今までに増して、松江の茶の湯や日本酒の文化、玉造温泉街など、島根の多数ある魅力を存分に体験できるよう、客室等を改装しました。
「界 玉造」は、日本最古の美肌の湯と称される玉造温泉に佇む全室露天風呂付の宿。玉造温泉は、『出雲風土記』に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られたことから、奈良時代から現在まで、美肌の湯として知られる温泉地です。
石畳のアプローチを進むと、モダンなロビーがお出迎え。赤い太鼓橋を渡れば、優雅な時間のはじまりです。
ホテルのコンセプトは、「いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿」。奈良時代から続く美肌の湯に浸り、松江の茶の湯や日本酒の文化も感じてほしいという思いを込めています。
美しい景色とともにゆったりと味わう温泉や、伝統文化を表現したモダンな客室など、その地域の特色を活かしたこだわりが随所に設えてあります。
「界」シリーズの特徴として、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」があります。
玉造温泉は『出雲風土記』に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られ、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉です。湯浴み後は、地域の伝統文化を体験する「ご当地楽」として、石見神楽の演目「大蛇(おろち)」を披露します。
また、島根の日本酒を味わいながら、日本酒発祥の地である島根県の日本酒や歴史を感じる「日本酒BAR」のプログラムもあり、1泊2日を通して出雲文化に触れることができる宿です。
客室を全室リニューアルし、ご当地部屋「玉湯の間」へと生まれ変わりました。中庭を囲むように全24室の客室が配置されています。
玉造温泉近くの丘陵地、「花仙山(かせんさん)」では、古墳時代から勾玉の原料となる青メノウが採掘されていました。平安時代には玉造は勾玉の産地として栄え、三種の神器の一つある「八尺瓊(やさかに)の勾玉」を製造ていた地として伝えられています。
そのことから、客室にはメノウや勾玉をモチーフとして取り入れました。
全客室が露天風呂付きのため、どの客室でも、美しい玉肌に導く玉造温泉の湯を堪能することができます。
また、客室には島根発祥を言われる日本酒の樽をモチーフにしたテーブルやこだわりのアメニティが揃っているなどこだわりを感じます。
「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と「出雲風土記」に綴られたことから、美肌の湯として称される温泉。そのなめらかな湯は潤いに満ちて、つややかな肌へ導きます。
大浴場では自然に囲まれ、いにしえから湧き出る「玉肌の湯」を堪能できます。
のどぐろやシジミ、松葉蟹など山陰の海が育む幸は格別です。蟹の解禁を待って訪れたり、ぷりぷりのシジミの滋味を味わったりと、季節ごとにセレクトされた会席料理が楽しめます。
春夏の特別会席では、先付けののどぐろをはじめとした旬の食材を使用し、地元ならでは味を堪能できます。
松江は江戸時代に茶の湯文化が栄え、現在も京都や金沢と並んで三大茶処の一つとして知られています。日本庭園に面した茶室で、抹茶と和菓子を楽しみながら、茶の湯文化を感じるのも風流です。
「界 玉造」がリニューアルオープンした2022年11月16日には、同じ島根県内に「界 出雲」もオープンしています。機会があれば、両方利用できると楽しいですね。
(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)