「彩り湯かしき花と華(いろどりゆかしきはなとはな)」は、日光国立公園内にある奥鬼怒温泉郷・湯西川温泉にあり、利根川水系である湯西川の渓谷沿いにある温泉旅館。約400年の歴史があり、平家の落人の子孫が発見したと伝えられている。
四季折々の渓谷美を望む大浴場や露天風呂、野趣溢れる岩風呂や、木の香りが心安らぐ檜風呂など、貸切も合わせると男女計10もの湯船があり、宿に居ながらにして湯めぐり気分を楽しめる。
写真:湯西川渓谷の絶景を眺める露天風呂
とくに、檜の湯の露天風呂「眺めと湯の香り」から見る対岸の紅葉は絶景で、燃えるように色づいたヤマモミジやヤマザクラ、渓谷のせせらぎが間近に迫り、自然との一体感が感じられる。
写真:夜にはライトアップされ幻想的に
錦秋の紅葉も素晴らしいが、冬の雪見風呂も趣があり格別。冬季も休まず営業しており、毎年1月の下旬から3月上旬にかけてかまくら祭を開催。各会場には大小様々なかまくらが造られる。日中は雪遊びやかまくらBBQ、夜には河川敷に並ぶミニかまくらにロウソクの火が灯され、幻想的な雰囲気でこちらもおすすめ。
写真:雪景色を眺められるカウンターになっているサロン
泉質は、ph9.3と関東でも指折りの高アルカリ性の単純温泉。古くなった角質を溶かしてくれる効果があるため、湯上がり肌はすべすべに。クレンジング効果が高い美肌の湯だ。湯冷めもしにくく身体がポカポカと温まり、湯に浸かる度その効果を実感できる。
写真:紅葉狩り気分の湯めぐりが楽しめる施設
夕食は、彩り華やかな「湯西川平家懐石」、料理人が目の前で仕上げる「鉄板焼会席」などから選ぶことができ、おすすめは囲炉裏を囲みながらの「平家お狩場焼」。一升ベラにのせた自家製の平家山盛味噌をつまみにお酒をいただけば、深山の味覚とともに、おしゃべりに華が咲きそうだ。
「鉄板焼会席」は、馬蹄型のテーブル席でいただくライブ感が楽しい。A5ランクとちぎ和牛の鉄板焼も絶品だ。
(情報確認:2019年8月 前田ゆかり)
源泉かけ流しの紅葉露天風呂・関東
源泉かけ流しの紅葉露天風呂TOP
写真:囲炉裏で熱々をいただきたい平家お狩場焼
紅葉 について
見頃:例年10月中旬〜11月上旬
ライトアップ:あり
見頃チェックSNSまたはブログ:なし
貸切紅葉露天:あり
近くのおすすめ紅葉スポットなど
平家の里、平清盛公御神木周辺、瀬戸合峡
写真:長屋門近くのヤマモミジが美しい
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写真は各階の角にある洋室ツインルーム
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写真は男女入れ替えの内湯。寒い場合はここからの紅葉もきれい
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新鮮なうちに刺身で!さしみゆば・よせゆばセット
日光のゆばの特徴は、2枚重ねになるように豆乳から湯波を引き上げること。 厳選された大豆と奥日光の清らかな自然水をもとに手作りした湯波は新鮮なうちに刺身で。
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