長野県有数の温泉地、渋温泉にある 渋ホテル が今年6月、ミキハウス子育て総研による「ウェルカムベビーのお宿」に認定されました。
小さな子どもや赤ちゃんを連れた家族に向けた「ウェルカムベビーのお宿スペシャルプラン」など、渋ホテルの子連れのお客さんへの優しい取り組みをご紹介します。
「ウェルカムベビーのお宿」が認定した宿
たまには家族でゆっくり温泉旅行にでも行きたいけれど、小さい子供がいるとせっかく旅行に行っても気を遣ってしまってかえってグッタリ……なんてこと、ありがちですよね。
そんなご家族にとっても優しい宿が「ウェルカムベビーのお宿」。
長野県有数の温泉地、渋温泉にある渋ホテルは今年6月、ミキハウス子育て総研による「ウェルカムベビーのお宿」に認定されました。
これは、赤ちゃんや子供のいるファミリーにとって安心して宿泊できるホテルを、ハード面、接客・サービスなどのソフト面両方から判断して認定されるもの。ママや子供たちがもっと気軽にお出かけを楽しめるように応援していくためのプロジェクトです。
子育て中のファミリーにとっては、この認定が宿選びの参考にもなりますね!
赤ちゃんに配慮された施設で安心してくつろげる
写真:総檜湯屋造りの内風呂と竹垣に囲まれた露天風呂。どのお風呂もかけ流しの天然温泉
「ウェルカムベビーの宿」に認定されるだけあって、渋ホテルでは赤ちゃんにとても配慮されたお部屋を用意しています。
「ウェルカムベビーのお宿 スペシャルプラン」で用意されているのは、10畳バストイレ付きの和室。
通常、1歳以上の幼児の場合にかかる1,080円の施設料はこのプランでは無料になります。
写真:ゆっくりくつろげる和室
窓には落下防止用の補助鍵がついていたり、補助便座、ステップ代、おむつ用ゴミ箱やビニール袋など、すみずみまで行き届いた設備や備品がそろっています。
写真:お部屋には赤ちゃんに配慮された備品も完備
部屋の中には赤ちゃんが興味を持つ、様々な危険なものもありますよね。スペシャルプランのお部屋はコンセントカバーがあったり、花瓶などは手の届かないところに配置されていたりと、細かいところまで配慮されているんです。
いつも外では子供の動きにハラハラするお母さんも安心してくつろげるようになっているんですね。
また、昭和の小学校を再現したロビーには、けん玉やあやとり、お手玉、足踏みオルガンなど昔懐かしい遊び道具が用意されていて、室内で飽きてしまったお子様も楽しめそう。こちらのロビーは大人もちょっと気になりますよね。
写真:小学校を再現したロビーもどこか懐かしい
安心して家族水入らずの食事の時間を
食事は、夕食・朝食とも、個室の食事処で食べることができます。
信州の豊かな自然に育まれた地元の特産を使った会席料理を、ゆっくりと堪能できますよ!
夕食のメインは信州産ポークステーキまたは地鶏のつみれ鍋から選べます。朝食は地場産の野菜を使った和食膳を。
ふだんの忙しい日常を離れてちょっと贅沢な時間を味わえそう。
こちらでも赤ちゃんや幼児向けの長座布団や椅子も用意されています。
無料の貸切家族風呂の温泉でゆっくり
写真:家族風呂の良質な温泉でゆっくりくつろげる
赤ちゃん連れの旅行で悩みの一つがお風呂ですよね。ゆっくり温泉に入りたくても大浴場だとやはり気を遣ってしまいます。渋ホテルでは、貸切の家族風呂を利用できるんです。
貸切風呂は無料で、予約制ではなく、空いていれば中から施錠して自由に使えるようになっています。
しかもお風呂は、循環は一切せず、源泉をブレンドした掛け流しの天然温泉!
渋温泉のお湯は柔らかい肌ざわりで、お肌ツルツル、しっとり感を実感できるとても質の良いお湯。
渋ホテルではほとんど加水することなく、湯船に注ぐ湯量で温度を調整しているので、良質なお湯を100%体感できるのが嬉しいですね!
ノスタルジックな温泉街で外湯めぐりも楽しもう
写真:家族でノスタルジックな温泉街の散策をするのも楽しみ
渋の温泉街は長さ600mにおさまるほどのコンパクトさ。散策するにもちょうどいい感じのこじんまりとした温泉街です。温泉街にある渋ホテルでは、ベビーカーの貸し出しもあるので、家族で散策してみたいですね。
例年夏休みの8月下旬までは、歩行者天国となっており、縁台将棋やヨーヨーすくい、駄菓子屋台などなど懐かしい手作りの催しも開催されています。
写真:歩き疲れたら温泉街の足湯で気軽に休憩もできる
開湯から1300年の歴史を持ち、源泉が多数ある渋温泉。昔から宿場町としてたくさんの人が訪れていた歴史があるせいか、街の人たちは気さくでとってもフレンドリー。人懐っこい街の人たちとの会話にも和みそう。
街中から温泉が湧く渋温泉では、9つある外湯を宿泊者のみ、なんと無料で巡ることができます。ホテルで外湯めぐり専用の鍵を借りたら、さぁ浴衣で湯めぐりへ!
外湯の利用時間は6:00から22:00までとなっています。
9つの外湯はそれぞれノスタルジックな外観も魅力。それぞれ源泉や効能が異なるお湯を楽しめますよ。
祈願手ぬぐいにスタンプを押しながらめぐり、温泉街を見下ろす渋高薬師に納めると満願成就すると言われています。全部巡りたくなってしまいますね。
外湯のお湯はちょっと熱めなので、お子様が入る時は温度に注意してあげてくださいね。
(取材・文:mashiro 情報更新:2019年9月)