長野県松本市安曇にある白骨温泉は、中部山岳国立公園内にある国民保養温泉地。
そんな白骨温泉にある公共野天風呂が約3年ぶりに営業再開しました!
自然に囲まれた白骨温泉
白骨温泉は、長野県のほぼ中央にある松本市にあり、北アルプス・飛騨山脈の、乗鞍岳、十石岳、霞沢岳の麓に位置する山峡にある温泉地で、近くには、上高地や乗鞍高原があります。
深い樹林と湯川渓谷に囲まれた野趣あふれる温泉地で、鎌倉時代には既に湧出されていたそうです。
中部山岳国立公園内にあり、国民保養温泉地にも指定されているんですよ。
その白骨温泉にある公共野天風呂が2016年の休止から約3年経った今年、2019年4月27日から営業再開されました。
白骨温泉は乳白色の湯として有名
白骨温泉の特徴といえば、その色。
「乳白色の湯」と知られていますが、湧き出た時は、無色透明。それが時間の経過によって白濁するんです。
その理由は、温泉に含まれている硫化水素から硫黄粒子が析出することと、重炭酸カルシウムが分解し炭酸カルシウムに変化することで乳白色に変化するそうです。
またその変化によって、浴槽には白い炭酸カルシウムの固形物が付着しているんですよ。
写真:炭酸カルシウムで乳白色に白濁しています
胃腸病、神経症、婦人病、慢性疲労などに効能があるとされ、その昔「白骨の湯に三日入ると三年は風邪をひかない」と言われていたそうです。
2018の楽天トラベル露天グランプリでも全国第二位を獲得したり、女性に向けた多くの工夫やサービスがあったりと、女子向けと言ってもいい温泉として知られる白骨温泉。
また上高地、乗鞍、白骨、沢渡、奈川、槍穂高の安曇エリアでは北アルプス山麓にひろがる雄大な自然を楽しむ事ができます。
自然の恵みである温泉も豊富に湧き出ていて、泉質もそれぞれ違うため、温泉めぐりがおすすめですよ。
(まとめ・文:Ai)