休暇村岩手網張温泉
https://www.qkamura.or.jp/iwate/所在地:〒020-0585岩手郡雫石町網張温泉
Tel:019-693-2211
Fax:019-693-2213
秀峰岩手山の南麓に位置する「休暇村岩手網張温泉」では、2023年9月9日(土)に、『網張薬師社 例祭』を執り行います。例祭式典の後は「お餅まき」で厄を祓います。また、小学生の夏山リフト代が無料となります。
「網張五湯」のひとつである日帰り温泉施設「薬師の湯」の入場料も半額になりますよ!
例祭では、網張温泉の守り神の恩恵に感謝するとともに、網張温泉に関わる全ての皆様の益々のご発展とご健勝を願います。
今年は2023年9月9日(土)の11:00から例祭式典が執り行われ、式典終了後に「散餅の儀(餅まき)」が予定されています。
お好み焼きなどの屋台が登場するほか、「薬師の湯」入浴料が半額の300円になり、「薬師の湯」自慢の「網張バニラソフト」350円が200円で販売され、小学生の網張展望リフトが無料になるなどのイベントも企画されています。
網張薬師社は、1189年鎌倉時代に源頼朝が奥州平泉を攻略するために北上してきた際に、岩手山の山頂に観世音、阿弥陀如来、薬師如来の3体を奉ったことから始まる岩手山の山岳信仰の流れをくむお社で、特に霊泉(網張元湯)の守護と、女人結界点として祀られてきたと伝えられています。
近世においては盛岡藩の「領内総鎮守」として南部氏の崇敬を受け、祭礼が行われていました。
現在の薬師社は、1984年に建立されたものですが、薬師様のご本尊は、明治時代に旧南部藩士が湯治場として開いたときから、建物とともに引き継がれてきたものと言われています。
岩手山のふもと・十和田八幡平国立公園内にある「休暇村岩手網張温泉」からの眺めは、宮沢賢治が愛した理想郷「イーハトーヴ」の原風景と言われているそうです。
網張温泉の一軒宿として知られ、開湯1300年と言われる温泉は敷地内に5ヶ所あります。
ホテル本館の「大釈の湯」と「白泉の湯」、別館の日帰り温泉「薬師の湯」、冬季は封鎖されますが混浴野天風呂「仙女の湯」そして「鹿追足湯」、これらの温泉が「網張五湯」と呼ばれ、湯めぐりを楽しめます。
歴史を誇る硫黄泉に浸かり、岩手の山海の幸を取り入れた旬の料理を楽んでみてはいかがでしょうか?
(文・まとめ:Vermiliおん)