「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(ショウナイホテル スイデンテラス)」に、フィンランド式本格サウナを備えたスパ棟が2021年4月29日にリニューアルオープンしました。
世界的な建築家・坂茂氏がデザインした美しい宿で、『晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル』がコンセプト。2018年のオープン当初から脚光を浴びている注目の宿の、とくに気になる3つのポイントをご紹介します。
写真:息を呑むような美しさ。水田の中に浮かぶ宿
天然温泉を源泉掛け流し
水面に浮かぶように立つ独立した建物のスパ棟は、ドーム状の形状が特徴的。鶴岡北京田温泉というれっきとした天然温泉がこの施設の自家源泉で、トロっとした肌触りの温泉が源泉掛け流しとなっています。
写真:女性用露天風呂は2020年夏に新設された
木組みの天井と、男女で異なる配置と壁面、また露天風呂の広がりのあるデザインもぜひ入って見てみたいですね。
写真:六角形がモチーフの天井の木組みデザイン
本格的なフィンランド式サウナ
県内ホテルでは初となる、セルフロウリュを楽しめる本格的なフィンランド式サウナ。「ロウリュ」とは、熱した石(サウナストーン)に水をかけて水蒸気を発生させることで、セルフで楽しめるのがフィンランド式の特徴の一つでもあります。
男性用のサウナは、建物に合わせて天井の木屋根、天窓、椅子、水風呂まで、六角形で統一。サウナ室内の椅子は一部可動式となっており、好みの温度や高さに合わせての調整が可能とのこと。デザインと機能を併せ持つ素晴らしい造形ですね。
写真:可動式の椅子で快適にサウナを楽しめる
女性用サウナは、坂氏の建築のアイコンでもある、紙管を模したベンチが特徴的。さらに、さくらんぼやラ・フランスなど山形県産果樹で製作した「ウォーリュ」を設置。
「ウォーリュ」とは、ウォール<壁>でロウリュするという発明品。自動で水が流れることにより、水蒸気とともに木の香りがサウナ室内に広がる仕組みとなっていて、要注目です!
写真:紙管を模したベンチのある女性用サウナ
バー&ラウンジでまったり
お風呂上がりには、バー&ラウンジへ。県産の地ビールや、地酒やワインの飲み比べ、フルーツジュースに、ジェラートもありますよ。
特に、天気の良い日にバーから眺める夕景の水田は、水面がオレンジ色に染まってとてもロマンチックな雰囲気になりおすすめです。
写真:バーで一杯
写真:県産の「クラフトビール樽生」1320円
隣のラウンジには、ブックディレクター幅 允孝氏監修の本が並んでいます。居心地のよさそうなラウンジでゆったり、まったりしてみては。
写真:ライブラリーも充実。雨の日はここでずっと過ごせそう
ショップのおすすめはこちら!
写真:黄金色に実る稲穂と夕焼け空のイラストがかわいらしい「スイデンせんべい」900円
写真:オリジナルラベルの「スイデンビール」600円をお土産に
これからちょうど、水の張られた田んぼの美しい季節。また、稲穂が成長し、実りの季節へと、いつ訪れてもその時にしかない景観の中に泊まることができますね。
晴耕雨読のコンセプト通り、カーシェアやレンタサイクルも備えており、いろいろなアクティビティが楽しめそうです。詳しくは公式サイトをチェックしてみてくださいね。
写真:水に浮かぶように立つドーム状のスパ棟
(まとめ・文:前田ゆかり、編集:hotspring727)
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