【島根】神様のお膝元には入浴できるラムネがあった。人と自然が共生する里山「頓原天然炭酸温泉 ラムネ銀泉」

日本一の大しめ縄の里、島根県飯南町。そこに入ることができるラムネがあるそうですよ。
それが「頓原天然炭酸温泉 ラムネ銀泉」。ラムネといっても甘いわけではなく、大量の炭酸ガスを含む 日本有数の “炭酸泉”なんです。

島根県中南部に位置する飯南町は、日本一の大しめ縄の里として有名です。あの出雲大社神楽殿の大しめ縄は、飯南町を舞台に町民延べ1,000人、実に1年以上もの歳月をかけて作られています。

写真：ラムネ銀泉外観

今回は、そんな神様のお膝元で入浴できる温泉施設、『ラムネ銀泉』をご紹介します！（6月1日から通常営業再開、混雑時は感染予防対策のため入浴制限をすることがあります。）

ラムネ銀泉とは

島根県雲南市から広島方面へ、県道273号線沿いに水車が見えたら、そこが『頓原天然温泉ラムネ銀泉』の目印です！

写真：水車小屋が目印

蛇口から流れ出ているのはラムネ銀泉の源泉。容器を持参すれば持ち帰りも可能です。

ただし、飲料用ではありませんのでくれぐれもご注意ください。

『頓原天然温泉ラムネ銀泉』のお湯は、鉱泉水（ミネラルを含み自噴している地下水）に炭酸ガスが大量に含んでいる、日本有数の炭酸泉なんです。

そのため、お風呂はラムネのようにブクブクと泡が立っています。

入浴時にはひんやりした感じがありますが、炭酸ガスの効果で皮下の血行を良くし、血管も拡張させるため低温でも入浴後はポカポカとした感じが残るのが特徴です。

また、炭酸水素イオンも多く含まれているので、お肌のクレンジング効果もあり、美肌の湯とも言われているんですよ。

写真：入浴するだけでクレンジング効果も

変化する温泉の色

さらにラムネ銀泉の特徴として挙げられるのが、お湯の色が変化すること。

間欠泉のため、源泉が湧き出てから止まるまで、成分が酸化することにより、湯の色が段々と変化するんです。

吹き出し時は、源泉の色は無色透明。

それが日を追うごとにグリーン、イエローグリーン、イエロー、ゴールド…と、変化していきます。

入浴時にどんな色なのか、確かめてみるのもたのしいですね！

写真：（左）透明（間欠泉の停止から2日程度）（右）グリーン（5日程度）

写真：（左）イエローグリーン（1週間程度）（中）イエロー（１週間程度）（右）ゴールド（2日程度）

こちらの施設には貸切風呂（内風呂のみ）もあり、源泉そのまま（無加温）の水風呂に入ることもできます。貸切風呂は要予約で、電話のみの受け付けとなっています。（1時間1,900円、30分延長ごとに500円加算）

またバリアフリーのお風呂もあり、手すりやスロープも完備されています。足元の不安な方も、是非寄ってみてくださいね。屋外にはサークルが併設されており、愛犬とのお散歩がてら温泉を楽しむこともできますよ。（係員なし）

温泉を楽しんだ後は、美味しいラムネ『頓原の銀泉』もあるので、ラムネを外から内から味わうことができますよ。

館内には整体やヒーリング、売店では新鮮な地元のお野菜やお土産も購入することができます。施設周辺には「大しめ縄創作館」や出雲そばが食べられる「蕎麦処一福」などもあるので、温泉でゆっくり楽しんだ後、のんびり散策するのにピッタリですよ。

自然に囲まれた島根県飯南町『頓原天然温泉ラムネ銀泉』で、日頃の疲れをゆっくり癒してくださいね！！

（まとめ・文：Ai）

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