何かと耳にする言葉「総選挙」、実は温泉にも総選挙が存在するのです!2016年に初めて行われたというこの「温泉総選挙」、昨年は日本温泉協会、ジャーナリスト、大学教授などで構成された委員会によって選考されましたが、今年2017年は温泉好きの国民による投票制になります!
温泉の魅力や楽しみ方が多角的であるように、温泉総選挙には、部門がいくつかあります。
リフレッシュ、うる肌、健康増進、女子旅などの8部門に加えて、ウォーカーなど8つのメディアが選ぶ「メディア賞」もあるのです。
投票した温泉地それぞれに毎月1組2名に2万円のペア宿泊券が当たるというこの総選挙、自分が投票した温泉、推しメンならぬ「推し泉」が見事、1位に輝くかどうかも気になりますね。
2016年、環境大臣賞、そしてうる肌部門1位に輝いた温泉、どこだと思いますか?
「島根県松江市玉造温泉」でした!
出雲大社なども近く、パワースポットでもあるので、行かれた方も多いのではないでしょうか。
この温泉が評価されたポイントは、製薬会社との共同研究により、科学的な証拠に基づいて「うる肌」のための取り組みを行っている点だそう。
なるほど、神話の里というイメージのみならずちゃんとした根拠があってのことなのですね。
そして女子旅部門1位に輝いたのは、愛媛県松江市、道後温泉でした。
言わずと知れた有名な温泉地ですが、こちらは「道後アート」など、女性向けのPRに取り組んでいる点が評価されました。
アートフェスティバルなどを開催し、古くからの温泉であるだけでなく、町の中にたくさんのアート作品を出現させました。
温泉だけでなくアートも楽しめるというのはやはり女子に人気がありそうですね。
写真:今年の結果は国民投票によって決まる!
また珍しいところではメディア賞「ウルトラJ賞」で1位に輝いた、沖縄県北谷町ちゃたん恵温泉美浜の湯。
沖縄という海外からも注目される観光地でもあり、温泉をエンタテイメントとして提案している点が評価されました。
意外かもしれませんが沖縄には温泉もたくさんあるのですね。
またZEKKEI Japan賞には、徳島の大歩危粗谷温泉郷。
大歩危渓谷など絶景スポットが多いことや、さまざまな伝説が語り継がれている点で選ばれたようです。
こうしてみると温泉地には、地域ごとにさまざまな取り組みがされていたり、いろんなストーリーがあるものですね。
みなさんも、自分だけのお気に入りの温泉を見つけて、ぜひ、今年は温泉総選挙に投票してみませんか?
(まとめ・文:mashiro)
https://onsen-ouen.jp/
問合せ:
温泉総選挙2017事務局
TEL:03-6450-5501