【紅葉露天】札幌の奥座敷・定山渓一の広さを誇る大露天風呂。朝日岳と紅葉を眺める高台のホテル ●定山渓温泉 定山渓グランドホテル瑞苑【北海道】

定山渓グランドホテル瑞苑（ずいえん）は、札幌の奥座敷と言われる定山渓（じょうざんけい）温泉の高台に建つ。２階大浴場「希みの湯」は2012年にリニューアル、渓谷と花々に包まれた大露天風呂は約130平方ｍと定山渓一の広さを誇り開放感あふれる。秋はミズナラ、カエデ、サクラ、モミジなどが錦に染まり、紅葉に彩られた渓谷と朝日岳の雄大さを眺めながら湯浴みを堪能できる。夜は星空を見渡せる。

「希みの湯」のみならず1階大浴場「祈りの湯」も半露天風呂があり、大きな窓から眺める渓谷の紅葉も見事だ。ダウントーンの明かりの中で心落ち着く。

写真：定山渓で一番の広さを誇る大露天風呂。目の前にそびえる朝日岳と雄大な紅葉に包まれ開放感あふれる湯浴みを楽しめる

保温効果も抜群の源泉をかけ流しで堪能

なお紅葉は例年、10月上旬頃から色づき始め、中旬から下旬にかけて見ごろを迎える。紅葉時期の土曜は早めの予約で満室になるため、日～木はおすすめ。日帰り入浴については平日の午後一番が狙い目の時間帯という。

定山渓温泉は開湯150周年を数える伝統ある温泉地だ。定山渓温泉、小金湯温泉、豊平峡温泉と近接しながら泉質が異なる3つの温泉が一帯にある。定山渓はナトリウム塩化物泉で「火の湯」と言われるほど保温効果がある泉質だ。ほか神経痛、筋肉痛、疲労回復、虚弱児童、冷え性、関節痛、慢性消化器病などにもよいとされる。源泉かけ流し温泉でゆったりと身体をほぐしたい。

温泉ついでに立ち寄りたい紅葉スポットは豊平峡ダム。札幌市南区にあるアーチ式コンクリートダムで、ダム周辺は豪快に切り立った岩盤斜面に囲まれ、秋は紅葉で彩られる。また朝里峠もいい。北海道道1号 小樽定山渓線の中間にあり、峠道や周辺が秋になると見事に紅葉する。

（情報更新：2019年7月 Ai）

源泉かけ流しの紅葉露天風呂・北海道
源泉かけ流しの紅葉露天風呂TOP

写真：あたり一面黄金色と赤に染まる