直島旅館 ろ霞
https:// roka.voyage/所在地
香川県香川郡直島町1234
Tel:0868-72-1523(季譜の里フロント)
●宿泊について
宿泊料金例)1泊2食付き(2名1室の1名あたり)
42,000円~(税込)
標準チェックイン/アウト
15:00/11:00
香川県直島町。この町は瀬戸内海上に浮かぶ直島を中心とした直島諸島の島々で構成されています。現代アートや建築で世界的に有名な直島では初の全室客室露天風呂付きの本格旅館「直島旅館 ろ霞」が2022年4月にグランドオープンしました。
瀬戸内海に浮かぶ直島。日本で初めて国定公園に認定された島々で構成されています。
日本の原風景が残る瀬戸内の島々に、現代社会へのメッセージ性をもった”現代アート”を持ち込んだらステキではないかという地域の思いからおよそ30年。
その豊かな自然を背景に表現されたアートや建築は、いつも違った表情を見せてくれ、訪れるたびに、新しい発見があります。
そんな直島に、2022年4月に、エリア初の全室客室露天風呂付きの本格旅館「直島旅館 ろ霞」がグランドオープンしました。
直島の中心エリアから徒歩5分の好立地に、現代アートに出会う本格旅館「直島旅館 ろ霞」が誕生しました。客室露天風呂を備えたスイートルーム8室とプレミアムスイート2室、ろ霞スイート1室の計11室となる本格日本旅館です。
直島の県道から少し奥まった山間の地に、自然の風景に溶け込むように佇んでいます。
『はるばる直島を訪れたお客様が心安らぐひとときを過ごし、アートのもとに集い、豊かな時が紡がれる。謂うならば、囲炉裏(いろり)のような場所でありたい』という思いがあります。「ろ霞」と名付けた所以はここにあるそうです。
そして、実際に、建物の中心に据えられた屋外の囲炉裏があります。
世界中から訪れた現代アートを愛する旅人たちが、火の回りに集まって自然と語り合う場です。ここでは亭主のお茶を無料でいただけます(バーメニューの注文は21:00~25:00)
平屋の宿泊棟にある客室は全11室のスイートルーム。全てに客室露天風呂を設えています。
裏山の野趣あふれる庭を眺めながら、鳥の声に耳を傾けながらゆったりと湯浴みができます。
中でも、1室だけ設えた特別室「ろ霞スイート」は、ろ霞の考える「現代の和の様式」を最大限に具現化した特別な客室です。最大5名利用の広々とした106平方メートルのワンルームには、充実したルームパーティ対応のキッチンとダイニングスペース、庭に面した半露天風呂、プライベートテラスもあります。
淡路島の土を用いた土壁や土佐和紙、庵治石といった瀬戸内の天然素材を生かし、木の質感とモダンなインテリアが調和する客室は、ラグジュアリーでありながら、どこか軽やかで静謐な空気感が漂っています。
大きな窓からは、里山復活プロジェクトによって再生された古き良き直島の原風景が広がります。
寝室は和の設えを重視し、畳の上に敷く布団敷きに近いベッドスタイルにしています。
海に囲まれた瀬戸内海には400種以上の魚類が生息しているとも言われます。また、豊かな自然環境で、多種多様な野菜や果物が収穫されます。
食事は「レストランEN」でいただきます。
朝夕食には、新鮮な瀬戸内の魚介や旬の食材を贅沢に使い、味の基礎となる5つの要素(甘・塩・酸・苦・うま味)を加えた日本料理が楽しめます。
夕食は「寿司会席」と「会席」から選択します(3部制18:00、18:30、19:00~要予約制)
朝食は「和朝食」と「洋朝食」から選択します(8:00~9:00 最終開始時刻)。
「カフェ・バーmoya」では、ランチ・カフェ・バータイムと異なるメニューを楽しめます。
2005年には瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設された「地中美術館」や、2010年にはある李禹煥(リ・ウーファン)と安藤忠雄のコラボレーションによる「李禹煥美術館」が開館し、町中がアートであふれている直島。
できれば数泊滞在して、すばらしいアートに触れたいものです。
(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)