明礬温泉 岡本屋
http://www.okamotoya.net/大分県別府市明礬4組 GoogleMAP
TEL:0977-66-3228
●宿泊について
宿泊料金例)
16,500円~
1泊2食付き 2名1室あたりの1名
(消費税込み・入湯税別)
標準チェックイン/アウト
15:00/10:00
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おんせん県の湯都・大分県別府市にある明礬温泉では、冬になると湯船にザボンが浮かびます。
ドッジボールほどの大きさの柑橘類・ザボンがにごり湯に浮いているさまは、なんとも楽しい冬の風物詩ですよ。
もうすぐ冬至ですが、お風呂にゆずを浮かべたゆず湯が楽しみ、という方も多いのではないでしょうか。柑橘類のいい香りがなんともいえないですよね。
さて、明礬温泉の湯に浮かぶザボンは文旦の仲間でドッジボールほどの大きさに育つ巨大な柑橘類です。
ザボンを浮かべはじめた元祖である岡本屋さんでは、自慢のミルキーブルーの湯に、ぽこぽこ浮かぶ黄色いザボンが浮かびます。見るだけでもカラフルで楽しいですね。
見た目だけでなく、手に取ると香りも爽やか。沈めようとすると浮力で反発して浮かび上がってくるさまが、ドリブルみたいな感覚。
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このザボンドリブルの湯遊びが大人でも楽しく、戯れているうちに自然に体がよく温まってきます。
昔は別府中でザボンが浮かんでいたといいます。そもそもザボンを浮かせるアイデアは70年代ごろに、岡本屋から始まったものです。
先に湯に果物を浮かべていた有名温泉地に倣って、別府でも温泉に何か浮かべよう!
……とのことで白羽の矢があたったのが別府の特産品・ザボン。
でも、なにしろ市民に愛されている果物・ザボンですから、
「食べるためのざぼんをお湯に浮かべるなんて」
という反発もありました。でも、明礬温泉出身だった当時の市長さんの熱意で実現したそうです。
「ザボン風呂」は実現してみると大人気となり、いっときは別府中の温泉でザボンが浮かんだこともありました。が、次第に姿を消していきました。
姿を消した理由は、お湯の中で皮をむいて食べてしまう人が続出したためで、皮で排水管がつまってしまった温泉が多かったそうです。
ザボンはそれだけ美味しいんですね。
(別府にはザボンを使った銘菓「ざぼん漬け」もあります)
明礬温泉の硫黄泉を爽やかに楽しくしてくれるざぼんは2月頃まで浮かびます。
(まとめ・文:おんせんニュース中の人 更新:すてぃーぶん 記事確認2019年11月)