和歌山県の川湯温泉で、冬の風物詩「仙人風呂」が今年2022年もオープンしている。川底から湧く73度の源泉を、川の水で40度前後の適温に調整した天然の露天風呂で、開催期間は2023年2月末日まで。ほかではなかなか味わえない圧倒的な開放感が人気で、温泉好きの人々が県内外から訪れる人気風呂だ。

写真:川湯温泉街と緑の山々を眺めながら浸かる「仙人風呂」
熊野川支流の大塔川にあり、川原を掘って「マイ露天風呂」に入ることができることで有名な川湯温泉。夏は清流で川遊びを楽しむ人達で賑わい、冬には川を一部せき止めて大きな露天風呂「仙人風呂」がオープンする。

写真:川をせき止めた野趣あふれる大露天風呂は開放感抜群
大きさは幅50m、奥行き16m、深さ60cm程度。「仙人」の名前のとおり1000人は入れそうな巨大な浴槽は、豊かな緑に囲まれており開放感は抜群。自然の恵みを相手にしているため、その年によって多少大きさは変わるが、広々とした湯船でのんびりと温泉を楽しめる。

写真:普段ではなかなかできない体験に大人もテンションが上がる
一昨年は新型コロナウイルス感染症防止対策のため中止された「湯けむり灯篭」も今季は開催予定。毎週土曜日の20時〜22時に灯篭が河原をやさしく彩ります。
温泉街の灯りと星空しか見えない空間で、湯船に寝そべり見上げる満天の星空はなんとも言えない美しさ。立ち上る湯けむりが灯りに照らされ、河原が幻想的な光に包まれる光景は仙人風呂ならではの贅沢ですね。

写真:毎週土曜日の夜に開催される「湯けむり灯篭」
川をせき止めて作った温泉なので、シャンプーや石鹸の使用は不可、水着やタオルなどの着用が必要なので準備はお忘れなく。
また、昨年はコロナ禍のため閉鎖されていた男女別の簡易更衣室が今年は開設されています(コロナ感染症拡大状況により閉鎖する場合があり)。
仙人風呂の目の前には川湯温泉街もあるので、仙人風呂で開放感溢れる湯浴みを満喫したら、公衆浴場や旅館で立ち寄り湯もできる。せっかくなら熊野古道にも行ってみたいという方は、本宮町内熊野古道へ無料送迎してくれる宿もあるので、宿泊しての観光もおすすめだ。

写真:旅館街の中心部にある「川湯温泉公衆浴場」は昔ながらの素朴な佇まい
冬の風物詩「仙人風呂」は3ヶ月限定。野趣あふれる露天風呂で、ここでしか味わえない開放感を体験してみたい。

写真:川底から湧き出た温泉を引き込んでいるので、いつでも 新鮮な湯に浸かることができる

※川の状態により、オープン・終了の日程等変更になる場合あり。
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、予告なく閉鎖する場合あり。
(まとめ・文:hotspring727 2022年12月)

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