栃木県の世界遺産・日光東照宮に続く西参道沿いに、9室全室が50㎡以上のスイートという新しいプチホテル日光西町倶楽部~あらとうと~がOPENしています。見た目もお洒落で贅沢なフレンチに貸切での温泉が楽しみな大人の隠れ家宿を紹介しましょう。
――あらたうと 青葉若葉の 日の光(芭蕉)
「あらたうと(=あらとうと)」とは「ああ、尊い」の意味。ホテルの名前「あらとうと」は、松尾芭蕉が「奥の細道」に記したこの句から名付けられました。そこには訪れる全ての人が心豊かにラグジュアリーな時間を楽しんで欲しいとの想いが込められています。それが2017年12月にオープンした【日光西町倶楽部~あらとうと~】(以下、あらとうと)です。
周りは樹齢360年にもなる木もある杉木立で、ホテルもまるで1本の木のような外観。周りの静寂な空気に溶け込むかのようにしっとりとした、落着いた雰囲気を醸し出しています。
場所は、世界遺産にも登録された日光東照宮に続く西参道沿いにあり、その立地の良さから車を停め、観光を楽しむ人が多いのだそう。
「あらとうと」は全部で9室。その全てが広々とした50㎡以上のスイートルーム。
「日光モダンラグジュアリー」をテーマに、栃木県産の大谷石や杉板を贅沢に使用。特注品のヨーロッパ製照明や家具を配置することで、伝統とモダンが調和した落ち着きのある客室に仕上がっています。
まさに、オトナの贅沢な隠れ家、といった雰囲気。
旅のお楽しみである食事は、日光刺身湯葉や、プレミアムやしお鱒、とちぎ和牛や新鮮な日光野菜などをふんだんに使った四季折々の本格フレンチのコースディナーを用意。HPを見ると、見た目もとても美しい!気持ちが華やぎます。
ソムリエもいて、おすすめのワインなどの飲み物も充実していますよ。
見た目も味もとびきりのフレンチに舌鼓を打ちながら、至高の一杯を満たしたグラスを傾ける、そんな夜を演出してくれます。
厳選素材の中でも特にトマトやいちごは自家農園で採れたてのものを使用。イチゴは5種類も栽培しているそうです。
栃木といえばイチゴ王国ですが、5種類をどんなふうに使っているのかカフェやディナーのデザートが楽しみですね!(いちごの旬の時期限定です)
食事の後は、館内にある落ち着いたカフェや大人の雰囲気のBARで思い思いにくつろぎます。
客室はたった9室なのに、カフェやバーがしつらえられたこの贅沢感。しかも、茶室まであるそうです。日光の木立を眺めながらの、カフェ、またはお酒、さらには一服。味わい深い思い出になりそうです。
このカフェは10:00~15:00の間、一般営業もしているので利用することもできるので、観光で疲れた足を休めに寛ぐこともできます。「あらとうと」に泊まってみようかな…と気になる人は、まずはカフェで過ごして雰囲気を体験してみるのもよさそうですね。
客室は3階に3部屋、4階に3部屋あり、栃木産の大谷石を使った浴室を完備。また、別邸(離れ)が3部屋あり、別邸のバスルームには那須町の芦野石を使っています。芦野石は、歳月を重ねる度に趣きが増すと言われている石。
温泉は、各階に宿泊者専用の貸切温泉があります。宿泊時に予約します。
静けさの中で目覚めた後は、杉並木からの木漏れ日の中、爽やかな空気に包まれてたっぷりのアメリカンブレックファーストが楽しみ。
お好みの玉子料理(オムレツ・スクランブルエッグ・サニーサイドアップ)や、サイドミール(ソーセージ・ベーコン)をチョイス。ひとつずつ丁寧につくってもらえるコース式なのが、ビュッフェタイプとは違う素敵な贅沢感。温野菜にサラダ、と地元産の味の濃い野菜や果物もたっぷり朝からビタミンを補給してくれます。
そんなプレミアム感いっぱいの「あらとうと」の中でも別邸の人気が高いので、気になる人は早めの予約がオススメです。
庭先が世界遺産、とまではいかないにしろ、抜群のロケーション。加えて、車で30分で中禅寺湖、20分で霧降の滝、徒歩30分で憾満ヶ淵と、足を少し伸ばせば自然もたっぷり堪能できるのも魅力です。
いつもとは違うオトナの旅を過ごしてみたい人はぜひ、行ってみて下さいね!
(取材・文:さこ)
https://www.nikko-nishimachiclub.jp/
所在地:〒321-1432 栃木県日光市安川町10-9
TEL:0288-53-3636
●宿泊について
(宿泊料金例)
1泊2食付 1室2名の1名あたり
3F 51,840円(税サ込・消費税込・入湯税別)
4F 54,000円(税サ込・消費税込・入湯税別)
別邸 56,160円(税サ込・消費税込・入湯税別)
※入湯税 150円
※貸切温泉の利用は宿泊者のみ。
標準チェックイン/アウト
15:00/12:00