まだまだ寒い日が続いている岩手県。雫石町にある「小岩井農場」では、雪深いこの地ならではの冬の風物詩が今年も登場します。その名も「かまくら食堂」。2月1日から24日(予定)まで、雪のドーム「かまくら」の中でおいしいお肉を使ったメニューなどを食べることができますよ。
「え?雪でできたかまくらの中で食べるなんて、寒いんじゃないの?」と感じるかもしれませんが、どうなんでしょうか?
写真:食事の舞台となる「かまくら」がずらりと並ぶ
「かまくら食堂」が登場する「小岩井農場」は、岩手県雫石町にある民間総合農場。以前おんせんニュースでも取り上げたことのある、岩手を代表する人気観光スポットです。
スキーレジャーでも有名な雫石町にある小岩井農場ですが、冬季も元気に営業しています。1月下旬からは、「小岩井ウィンターランド」として雪を使ったアトラクションやそり遊びなどの楽しいイベントも多数開催しています。
その中で目を引くのが、「かまくら食堂」。「かまくら」は、もちろん冬のお祭りやイベントでおなじみのドーム型の雪室のこと。つまり、雪のドームのかまくらが食堂になっちゃうんです。
かまくら食堂の営業は今年で53回目になり、冬の小岩井農場の風物詩となっているんですよ。
かまくらの中で焼肉が食べられるなんて……正直、びっくりしました!甘酒など飲み物の「おもてなし」をするかまくらは知っていましたが「お食事」ができるのは珍しいです。しかも焼肉!美味しいお肉も人気の小岩井農場ならではですね。
メニューは「かまくらラムセット」や「かまくら牛肉セット」、「かまくら欲張りセット」などがあります。う〜ん、美味しそう!
写真:かまくらの中でみんなで焼肉!楽しそう!
かまくらの中で焼肉…なんだかとても贅沢で、乙な気分になりますね。
このかまくらは、農場のスタッフの皆さんが1月からせっせと作り上げた手作り。作られるかまくらは全部で25基(予定)。何年も作成しているので、もうお手の物ですね。もちろん、中で食事をする場所なのでしっかり頑丈に作られています。
雪でできたかまくら。寒いと思うかもしれませんが、風を防ぐことができるので、意外と暖かく感じるんですよ。しかも、中で食べるのが焼肉なので、想像以上に快適な空間かもしれません。
それでも野外であることには変わりないので、防寒対策はしっかりとしてくださいね。
このかまくら食堂はラストオーダーが15時と少し早いので、利用したい場合は早めがよさそうです。土日祝日などは時間帯によってはかなりの待ちが発生する場合もありますが、ぜひ待ってでもかまくらの中で食事を楽しみたいですね。
もちろん、かまくらではなく通常のレストランもありますよ。
写真:山麓館農場レストランのおすすめグルメ「小岩井ウィンタープレート」
小岩井農場でかまくらを楽しんだ後は、雫石町の温泉でゆっくり温まるのはいかがですか?鶯宿温泉や網張温泉など、良質な温泉が雫石町にはたくさんあります。日帰り入浴が可能な施設もありますので、冷えた体を温めるのにはぴったりですね。
雪深い小岩井農場ならではの風物詩「かまくら食堂」で、農場自慢の美味しいジンギスカンを堪能してみてはいかがでしょうか?
(まとめ・文:ゆきさね 情報更新:hotspring727 2019年12月)
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