運動会で盛り上がる競技の一つといえば綱引きですね。鳥取県三朝温泉では、「花湯まつり」のメインイベントとして、毎年ゴールデンウィークに巨大綱引きが開催されているんですよ!
写真:地元の人と観光客が一体となって綱を引く神事「陣所」
「花湯まつり」の由来は諸説ありますが、お釈迦様の誕生を祝い、豊作と商売繁盛を願うお祭りと言われています。温泉の恵みに感謝する祭典がおこなわれ、子供たちの成長を願う稚児行列が温泉街を練り歩きます。
「陣所」と呼ばれる大綱引きは準備も大変
そして花湯まつりのいちばんの見どころが「陣所(ジンショ)」と呼ばれる綱引きの行事。この大綱引きは、青森のねぶた祭りや秋田のなまはげと同じく、重要無形民俗文化財に指定されています。
綱の長さは80メートルの綱2本が繋がれて160メートル、胴回りは最大2mにもなります。なんと重さは約2トン!
5月3日に始まるこの大綱の準備からイベントは始まっています。この作業は「綱からみ」と呼ばれ、なんと1日かけて綱を準備するのだそう。
2本の大綱は、東と西に分かれて、材料のフジカズラを使って編み上げられます。地区民総出の大変な作業となるようです。
写真:丸一日かけて硬い藤かずらのツルを編む「綱からみ」。神事の後は、このツルが無病息災のお守りに
そして三朝温泉のメインストリートである「三朝温泉本通り」に綱を設置します。何しろ2トンにもなる綱なのでこれを引き入れるのは大変!
いよいよ大綱引き本番!今年は豊作?それとも商売繁盛?
いよいよ5月4日は大綱引き本番!長い場合は1時間にもおよび、東西が拮抗していた場合は勝負がつくまでエンドレスに引っ張るとか。かなり本気の綱引きですね!
早く勝負がついた場合は、綱をまた元に戻して再度引っ張るなど、一年に一度のお祭りを存分に楽しむそうです。久しぶりの綱引きに必死になって汗びっしょりなんてことも。思わずエキサイトしてしまいそうですね。
東西に引き合い、東が勝てばその年は豊作、西が勝てば商売繁盛すると言われています。
またこの綱は縁起物とされていて、お祭りの後に裁断された綱を持ち帰ることができるんですよ。自分が引いた綱を持って帰れるのも旅のいい思い出になりそうですね。
写真:豊作と商売繁盛、人々の願いを込めて綱を引きあう姿は迫力満点!
細胞が若返る?!三朝温泉のお湯
綱引きで一汗かいた後は温泉で疲れを癒したいですね。三徳川沿いに温泉街が続く三朝温泉は、とても風情のある街並み。山深く、静かな温泉郷を散歩するのも良さそう。
また三朝のお湯は高濃度のラドンを含んでいるそうで、これは体に浴びると新陳代謝が活発になったり、抗酸化機能が高まるといわれ、アンチエイジング効果もあるという説もあります。
写真:1時間を超える長丁場になることもある「陣所」。三朝温泉の湯で疲れた体をリフレッシュ
ミネラルを豊富に含むお湯は飲むこともできますよ。直接体内に取り込むことで、気管支炎、慢性消化器病と行った症状に効果が期待できるともいいます。
薄い黄色を帯びた透明のお湯に浸かるとお肌すべすべになるのをしっかり実感できるので、女性にも嬉しい効果がありそうですね!
(まとめ・文:mashiro 情報更新:2023年4月 hotspring727)
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