鹿児島「砂の祭典in南さつま」メイン砂像群は5ｍ級～3ｍ級！西郷どんが愛した吹上温泉も近い

全国で開かれる砂像の祭りの中でも長い歴史を誇る鹿児島県南さつま市吹上浜の「砂の祭典」。今年は2023年5月3日から5月5日にかけて南さつま市役所市民交流広場を中心とした「まちなか」で開催されます。砂の祭典を楽しんだあとは、近くには西郷どんも通った吹上温泉があるので、そちらで汗を流すのもいいですね。

写真：鹿児島「砂の祭典 in 南さつま」

「まちなか」に砂像が出現！

鹿児島県の西に位置する吹上浜。日本3大砂丘の一つに数えられる砂浜で、その長さ約47㎞は日本一だそうです。

その吹上浜に面する南さつま市で1987年から毎年5月に吹上浜砂の祭典が開催されています。歴史あるイベントで、例年10万人超の人出でにぎわうそうです。

写真：こちらは以前開催時の国内選手権優勝作品

写真：2018年の様子

吹上浜砂の祭典の概要

それでは簡単に「2023吹上浜砂の祭典」について説明しますね。

●今年のテーマは砂像テーマは『アニマルワールドツアー　～世界の名所で出会う動物たち～』。世界の名所とその国の動物を砂像で表現し、「まちなか」で世界旅行をしている雰囲気の中で、大人から子どもまで一緒に楽しめるような空間になっているとのこと。

GWの家族のお出かけにぴったりですね！

●会場は2つ
　メイン会場（南さつま市役所市民交流広場を中心とした「まちなか」）とサテライト会場（吹上浜海浜公園）

●入場は無料

写真：ライトアップされた幻想的な砂像と花火の共演（過去開催時の様子）

砂を楽しむ様々なイベントも開催

今年も「まちなか」の3エリアに見どころを分けて開催される「2023吹上浜砂の祭典」。ミニ砂像制作体験コーナーや、9個のスタンプを集めてくじに挑戦するスタンプラリー、ミニサンドボトル体験など、まち歩きを楽しみながら砂を楽しむイベントが開催されます。

街中に砂像が点在するという非日常の風景に、旅の気分が盛り上がりそうですね！夜には一部の砂像がライトアップされ、花火の打ち上げも行われますよ。

写真：ライトアップされた幻想的な砂像と花火の共演（過去開催時の様子）

砂の祭典会場にはキッチンカーが並ぶ予定で、本格的な料理もテイクアウトできるとのこと。市内全域の店舗が参加するグルメスタンプラリーも開催されるので、砂の祭典だけでなく南さつま市のグルメも合わせて満喫したいですね。

西郷どんも愛した吹上温泉

さて、砂の祭典を満喫した後は温泉に浸かってさっぱり！はいかがでしょう？

メイン会場から車で約15分。お隣の日置市にある吹上温泉はかつて伊作温泉とも呼ばれ、斎藤茂吉や出陣前の特攻隊員も訪れたという温泉です。

特に西郷隆盛がこの吹上温泉を気に入り、湯に浸かって傷を癒したり、近くの山々で狩りをしたという記録が残っていて、なんと今でもその西郷どんが来遊した宿が残っているんです。

それが吹上温泉の老舗、中島温泉旅館。館内に泉源があり、中には宿泊者限定で入ることが出来る西郷隆盛も浸かったという貸切風呂「西郷どんの湯」があります。宿泊は1日3組限定なのでゆったり過ごせそうですね。

写真：西郷どんの湯（左）がある中島温泉旅館

「吹上浜砂の祭典 in 南さつま」、鹿児島に夏を呼ぶ一大イベントを良質の温泉とともに楽しんでください。

（まとめ・文：えこぴ 情報更新：2023年4月 hotspring727）

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