北陸新幹線が開通し、首都圏からの旅行先として注目が集まる石川県加賀市で、「加賀カニごはん」なる魅力的なネーミングのご当地グルメを発見!
一体どんなカニ&ごはんが食べられるのか?2020年4月にリニューアルされた、気になるその内容についてご紹介します。
写真:割烹 加賀の一年中食べたい「カニ出汁醤油はりはり鍋」3種類の「カニおにぎり」&〆の「カニ雑炊」
石川県加賀市は、山代・山中温泉などがある加賀温泉郷で知られており、金沢駅からは特急で約25分、空の玄関口である小松空港からは車で約30分ほどに位置する町。
おんせんニュースのブランド蟹特集で紹介した「加能ガニ」が水揚げされる橋立漁港があり、日本海の新鮮な魚介類が食べられることでも知られています。これは期待が高まりますね。
「加賀カニごはん」の定義はと言うと、橋立漁港等で水揚げされた香箱ガニ(雌のズワイガニ)がまるまる一杯入っていること。そして、器に山中漆器と九谷焼を使用していることなど、なのだそう。
カニごはんだけでなく、旬の野菜や魚を使った小鉢五品、味噌汁、献上加賀棒茶、デザート&コーヒーをつけること、地場産の食材を使用すること、毎年改良をすることなど、細かくルールも定められていて、「加賀カニごはん」に対する並々ならぬこだわりが感じられます。
写真:くいもん 家ふるさと 加賀店のカニとキノコのみぞれ鍋(柚子ポン酢味)&5層のオリジナル「カニ寿司パフェ」
香箱ガニは、雄のズワイガニに比べると小さいものの、カニ身だけでなく、外子と呼ばれるプチプチの卵、内子と呼ばれるねっとりしたみそも一緒に楽しめるため、地元ではよく食べられる人気のカニ。
雌のカニを保護するため、漁期が11月初めから年末頃までと短く、漁獲量も少ないのでとっても貴重なんですよ。
参加の5店舗が趣向を凝らした御膳は、身から内子、外子まで全部入りのカニ面などが入った加賀カニおでん、カニ1杯を丸ごと入れて食べる白いオムライス、内子・外子・身も入ったカニ釜飯、カニ面入りみぞれ鍋と全部混ぜて食べたいカニづくしパフェがwメインの御膳、カニ鍋にカニおにぎりにカニ雑炊まで味わえる贅沢ランチ、とどれを食べようか迷ってしまうバリエーション。
写真:加賀料理 ばん亭(大聖寺)はカニが丸ごと入ったカニ出汁おでん&炙り鴨の治部煮風出汁あんかけごはん
写真:カーサフォルトゥーナは自社菜園野菜とカニ身のバーニャカウダ&カニ入り白いふわふわイタリアンオムライス
写真:ホテルアローレ「竹翠」はカニ・カツオ出汁のカニ甲羅丸ごと釜めし&自家製海老真丈入り「マグロ出汁土鍋蒸し」
この企画のために作り下ろされた九谷焼の小鉢皿と献上加賀棒茶の敷き皿、山中漆器のお盆と汁茶碗が、それぞれの料理を見事に引き立てていて、見た目も雅で華やかです。
「加賀カニごはん」は年間1万食程度しか提供できないそうで、参加の5店舗でも食数限定となっているため、事前に予約をしてから味わってくださいね。
写真:(左)加賀片山津温泉総湯 まちカフェ(右)加賀フルーツランド
写真:(左)カフェ・ランチ加佐ノ岬(右)くいもん家ふるさと 加賀店
写真:(左)ギャラリー・ビストロ べんがらや(右)はづちを茶店
また、加賀市を訪れたら合わせて味わいたいご当地グルメが、おもてなし喫茶メニューとして開発された地産地消5層パフェ「加賀パフェ」です。
こちらも現在リニューアルされた2020年バージョンを提供中ですよ。
味平かぼちゃ、ブロッコリーなどの加賀九谷野菜がトッピングされ、名物菓子「吸坂飴」を使ったオリジナルソースが添えられているのが特徴で、他にはないヘルシーさと和の雰囲気が加賀の風情にぴったりですね。
こちらも九谷焼のパフェグラス皿、山中漆器のお盆、献上加賀棒茶の下に敷かれたコースターは加賀手織りと、こだわりのつまったパフェとなっています。
市内の6店舗で食べられるので、「加賀カニごはん」や温泉巡りと合わせて、ぜひ試してみてくださいね。
写真:アローレ
(まとめ・文:hotspring727 情報更新:2020年9月)
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