道後hakuro
https://www.dogohakuro.jp/所在地
愛媛県松山市道後鷺谷町3-1
TEL:089-903-8960(電話受付時間9:00~19:00)
●宿泊について
宿泊料金例)
1泊2食付 1室2名の1名あたり ツインルーム利用
スタンダードプラン 8,650円~(税サ込・消費税込・入湯税別)
宿泊者の温泉入浴時間
15:00〜翌1:00 6:00〜9:30
標準チェックイン/アウト
15:00/10:00
日本三古湯の一つといわれる愛媛県にある道後温泉。「美人の湯」で有名です。その存在は古代から知られており、あの「万葉集巻一」にも出てきます。
そんな老舗温泉街に、2020年7月にオープンした、スタイリッシュな温泉ホテル「道後hakuro」は『自由で自分らしい旅』をテーマにアートやリラックスできる空間を提供しています。
古くは「日本書紀」や「万葉集」、のちには夏目漱石の「坊っちゃん」などに描かれ、そのなめらかな泉質から「美人の湯」とも呼ばれる日本最古の湯・道後温泉。
2007年8月には地域団体商標(地域ブランド)として認定されました。
そんな老舗温泉旅館が立ち並ぶ道後温泉街に、温泉だけにこだわらず、今までよりも自由で自分らしい旅が作れるようにとオープンしたのが「道後hakuro」です。
館名の「hakuro」は、道後温泉に語り継がれている「白鷺(しらさぎ)伝説」に由来しています。
実は、道後温泉は白鷺によって発見され、人々がその話を知って入浴するようになったと言われています。
後世の人たちがこの伝説を記念するために、鷺石と称する石を置き、現在は道後温泉駅前の放生園(ほうじょうえん)に移され、保存されています。白鷺の音読みである、「はくろ」が、館名に使われているというわけですね。
独特な外構デザインで目を引くホテルのコンセプトは「緑に囲まれたガーデンパーキング」。館名にちなんだ896(ハクロ)本の樹木や草花が敷地を取り囲んでいます。
階ごとに異なる客室階のテーマカラーは、水を循環して温泉の恵みをもたらす火・大地・自然・空をイメージした赤・黄・緑・青の4色で、各階エレベーターホールの連作壁画の絵柄や部屋ごとに違えたカーテンの色などはこれに基づいて選ばれています。
また、館内共用部の各所には、道後hakuroの空間のために各地から招いたアーティストが製作した大型作品を配し、身近にアートを感じられます。
朝食以外の時間帯(14:00~23:00)に利用できる、1階フロントに隣接している「Nest Lounge」。
館名の由来となった白鷺が羽を休める巣のように、ゆっくり気兼ねなく過ごせるスペースです。
配管が露出した高い天井やラフな表情の素材、あえて形や色の異なるさまざまな家具やたっぷりの観葉植物を配した空間は「ポップ・インダストリアル」をコンセプトにした道後hakuroを象徴する場所です。
大きな窓で緑あふれるテラスや屋外空間とつながり、時間や季節によってさまざまに表情を変えるのも魅力の一つ。
フリーラウンジとなっており、コーヒー等の無料ドリンクを楽しんだり、バータイムには地ビールやエールビールなどのアルコール類も販売しています。
休憩はもちろん、ちょっとしたリモートワークやお休み前の「ちょっと一杯」などにオススメです。
また、簡単な音響や視聴設備も備えているので、小規模なイベントやオフサイトミーティングなどにも対応可能です(応相談)。
薄暗いトンネル状の通路の先には、「日本古来の湯」である道後温泉の湯をたたえた広々とした内湯と露天風呂が待っています。
ゆったりと楽しめる天然温泉の大浴場、さらに、男女それぞれに個性的な庭を設えた露天風呂があり、心からリラックスできます。
大浴場には松山出身の墨絵アーティスト・茂本ヒデキチ氏の迫力ある壁画がお出迎え。
男風呂には加藤嘉明公、女風呂には白鷺の化身をイメージした女性像のモチーフが描かれています。
コンパクトながらビジネスホテルの機能性と居心地にこだわったスタイリッシュな客室は86室。
全室にシモンズベッドを配し、WiFiやAndroidTV完備のほか、ゆったりした水回りやオリジナルアメニティ、そして、なんとレコードプレーヤーが備えられ、2枚のレコードも客室にあり、少しホッとするアナログな体験も心休まります。
焼きたてパンとスープを中心に一般的な旅館ホテルの朝食とは一味違うビュッフェスタイルの朝食が楽しめます。地域の食材を使い、季節感と彩り豊かな朝食で一日の始まりを迎えることができます(コロナ対策でセットメニューの場合あり)。
老舗温泉街の中のスタイリッシュな温泉ホテル。ここでゆっくりする時間を拠点に道後温泉内の日帰り温泉を利用したり、地元料理を楽しんだりと、道後温泉での新しい旅の過ごし方を探してみませんか?
(まとめ・文:吉川、編集:Vermiliおん)