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兵庫・湯村温泉「湧泉の宿 ゆあむ」に半露天温泉付き客室『かわみ』と新設のお食事処が2月16日誕生!

湯村温泉街に佇む「湧泉の宿 ゆあむ」。旅館の趣きを残しつつ、現代のライフスタイルに合わせた居心地のよい空間づくりを心がけ、静かな大人の温泉宿として人気があります。2023年2月16日に誕生した温泉付き客室の「かわみ」3タイプ5室と、新設されたお食事処を中心にご紹介します!

写真:寝室から見た客室

歴史のある「湯村温泉郷」

兵庫県北部山陰の但馬地方にある湯村温泉郷。開湯は平安時代という歴史のある温泉です。98度のお湯がこんこんと湧き出る、日本屈指の高熱の湯で知られ、湯治場として、また美人の湯として名高く、伝統ある旅館が立ち並ぶ古き良き時代の静寂な温泉街です。

写真:湯村温泉の「荒湯」。荒湯ではその高温の湯壺を使って卵や野菜などをゆでることができます

旅館のような心地よさとホテルのような快適さの融合

湯村温泉街に佇む「湧泉の宿 ゆあむ」。湯治の意味をもつ「湯浴み」から「ゆあむ」と名付け、人と人それぞれの思いを編む宿として、施設には“編む”というキーワードを織り込んでいます。

写真:春来川のほとりの「湧泉の宿 ゆあむ」の外観

エントランスの風鈴は姫路の明珍火箸、照明には豊岡の豊岡杞柳細工、時計は小野のそろばん、キーホルダーは豊岡鞄の革など、随所に兵庫県の伝統文化を再発見できるように工夫がされています。

2月16日には新設の温泉付き客室がオープン!

2022年10月から新設工事に伴う休館を経て、温泉付き客室の『かわみ』お食事処「おりおり」完成させ、2023年2月16日から営業を再開しました。

春来川沿いに位置する温泉付き客室「かわみ」。川+水から名付けられ、3タイプあります。いずれも源泉を愉しめる専用温泉半露天風呂を併設。自身の好みの温度に調整しながら湯浴みができます。窓から下に目線を移すと、春来川が流れています。

写真:スタイリッシュツインの半露天風呂

どの客室も、和の佇まいを残しつつ、現代のシンプルで洗練された新しい旅館のスタイルを提案しています。

写真:寝室から見たスイート和モダンの客室

写真:スイート和モダンの寝室

写真:スタイリッシュツインルーム

もちろん、1階にある大浴場も利用できます。層の岩石の間をじっくりと時間をかけて地上に出てくるのでミネラル分が豊富な温泉です。

山側に位置する「やまの湯」。心地よく肌をつたう湯の温もりが疲れた体を癒してくれます。夜は女性、朝は男性専用です(露天風呂1、内湯1、低温サウナ1)。

写真:「やまの湯」の露天風呂

写真:「かわの湯」の露天風呂

春来川沿いに位置する「かわの湯」。耳を澄ませば川のせせらぎや、初夏にはカジカガエルの美しい合唱が聞こえてきます。夜は男性、朝は女性専用です(露天風呂1、内湯1、低温サウナ1)。

写真:「かわの湯」の内風呂

新設の食事処「おりおり」

折折(へぎおり)」をモチーフにしたエントランスのカウンターや壁、椅子などをデザインに取り入れたオープンタイプの食事処「おりおり」も誕生しました(※折折とは、木を削らずに手で割って薄く作られる板を折って作られる小箱)。

和の伝統と現代が交差する和モダンな雰囲気で、人の手で織り、折り重ねたような温かさをイメージしています。

写真:へぎおりをモチーフとした味のある壁

食事処は、オープンタイプの「おりおり」と個室タイプがあります。

写真:清潔感のあるプライベート感のあるテーブル

写真:料理の手元が見えるライブ感のあるオープンキッチン

日本海の漁港で仕入れる海の幸、契約農家で栽培された採れたての新鮮野菜、但馬の大地で育った新温泉町産こしひかりなど地場の食材をふんだんに使用し、四季折々の食材を彩り豊かに仕上げています。

夕食は「身体に優しい」をテーマとした素材を重視した創作会席を、厳選された器とともに愉しめます。春・秋は香住(かすみ)ガニ、夏は鳥取港産天然ブランド岩牡蠣「夏輝(なつき)」白イカ、冬は松葉ガニなど日本海の豊富な海の幸を愉しめます(※プランによって食材・お料理内容は異なる)。              

写真:魅惑的な夕食(一例)

また、全席にタブレットのドリンクメニュー導入。スタッフとの非接触機会を増やし、自分のタイミングでドリンクを注文できるようにしています。日本四大杜氏のひとつ「但馬杜氏」の地酒が多数あります。オススメは地酒の3種飲み比べです。

朝食は「山陰地産地消の身体に優しい温かい朝食」をコンセプトに、人気メニューはそのまま、さらに素材の良さを生かして美味しく食べられるようにしています。

厨房で蒸し上げて、熱々のうちに一つずつテーブルに運ばれる、ゆあむ名物の「せいろ蒸し」には、地元の新鮮野菜や浜坂竹輪といった定番の具材のほかに、但馬地方の地元ブランド「八鹿豚」が仲間入りし、栄養バランスがさらによくなりました。

写真:朝からヘルシーで栄養満点な朝食(一例)

シンプルだけど食べてほしいのが、新温泉町産こしひかりと地元のこだわり卵を贅沢に使用した「卵かけごはん」。この卵は、地元の卵かけごはん専門店「但熊」から仕入れた産みたて卵です。料理長厳選の牡蠣しょうゆをかけて食べることをオススメします。

縁や時をやさしく織り、それを折り重ねたような温かさがある温泉ホテルで、ゆっくりと落ち着いた旅をしませんか?

(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)

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山陰 湯村温泉「湧泉の宿 ゆあむ」

https://www.yukemuri.co.jp/

所在地
兵庫県美方郡新温泉町湯1610 GoogleMAP
TEL:0796-92-1101(10:00~21:00 )

温泉利用時間
15:00〜24:00、6:00〜10:00

●宿泊について
宿泊料金例)1泊2食付きの2名1室の1名あたり
16,900円~(税サ込・入湯税別)

標準チェックイン/アウト
15:00/10:00


 
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