「日本の宿 古窯」を運営する古窯グループがグランピングの新ブランドを立ち上げ、山形初の体験型グランピング「yamagata glam」を2020年12月24日にオープンしました。
全8室のプライベートなグランピング施設で、温泉はもちろん、船下りやそば打ちなど、山形らしい体験アクティビティも堪能できますよ。
写真：最上川に面した新しいグランピング施設
「yamagata glam」は、最上川のすぐ横に位置する絶好のロケーションにあり、「非日常のアウトドア体験を」また、「山形の里山・農村の文化を体験する」をコンセプトに、最上川舟下りなど四季折々の体験アクティビティや川の音を楽しみつつ大自然を感じることができます。
体験アクティビティの船下りやそば打ち体験は要予約ですが、すべて宿泊料金に含まれているのでお得感がありますね。
写真：最上川を眺める温泉露天風呂
また、源泉掛け流しの温泉やクアハウスを併設していて、オールシーズン屋外プールで泳げるというのは、貴重で素晴らしいポイント。
オリジナルの里山グリルディナー、おしゃれな朝食も楽しみです。
では、詳しい内容を見ていきましょう。
全8室のドーム型のグランピング施設は全部屋それぞれに山形県内の山岳名称からコンセプトを設けており、8室異なるテーマの部屋を好みで選べます。
また各部屋にプライベートデッキを設けているので、チェックインからチェックアウトまで密を避けた滞在が可能です。
写真：それぞれのテント＆デッキで、プライベート感覚で過ごせる
写真：二ッ森山から名をとった「forest」のテント
見た目が特徴的なドームテントは、直径6ｍ×高さ3ｍと、のびのびとくつろげる空間になっています。
また、東北の環境に合わせ、寒冷地仕様の頑丈なフレームで作られており、 冷暖房も完備されたオールシーズン快適に過ごせるドームテントです。
写真：寒冷地仕様のドームテントで冬も暖かく
写真：月山から名をとったドームテント「moon」
ダブルベッド2台のほか、外を眺めるソファが配され、まるでリビングのようにくつろぐことができそうです。
写真：熊野山から名をとった「bear」のドームテント
冬のメニューはオリジナルのあったか鍋とBBQには山形牛！山形の美味しい食事が体も心も癒してくれます。
山形県を代表する黒毛和牛、山形牛を使用した「やまがた牛ステーキ」や 新鮮野菜のBBQ、冷え込んだ体の芯から染み渡る「しろくまレモン鍋」など、山形の冬を感じるかわいいディナー。
写真：冬のディナーメニュー
県産米を使用した米粉パンで作る「クロワッサンサンド」、 舟形マッシュルームの「クリームスープ」、「そば粉のガレッド」等。
温かくおいしいモーニングがあれば、冬の朝もほっこりした気持ちになれそうですね。
写真：冬の朝食メニュー
「 yamagata glam」では、無料（宿泊料金に含む）で5つのアクティビティを体験可能です。どれも山形の大自然や農村文化を肌で感じることができる、この地でしか味わうことのできないアクティビティばかり。
今後は、季節に合わせた様々なアクティビティを追加していく予定とのことです。
山形の人々の生命と暮らしを支え続けてきた、母なる川・最上川を約12㎞・50分間、最上川舟唄を聞きながら、船下り体験。
船上からの四季折々の山形の雄大な景色を楽しむことができます。（※事前予約制 チェックイン当日14時発、またはチェックアウト日の10時発）
写真：最上川船下り体験も宿泊料金に含まれる
山形名物のそば文化を支える「そば匠」の丁寧な指導のもと、そば打ちを体験できます。自分で打った打ちたての手打ちそばの味は格別！（※事前予約制チェックアウト日の10時〜。水曜、第2・第4日曜定休）
江戸時代の俳人松尾芭蕉が『奥の細道』に記した最上川三難所の一つ、碁点の地にある碁点温泉。最上川を望む源泉掛け流しの露天風呂は解放感たっぷりです。
全市町村に温泉のある温泉大国山形の湯を堪能することができます。
写真：広々とした大浴場
温泉を使った、オールシーズン泳げる水着着用の洋風露天風呂（プール）です。温泉のお湯は温度調節をしているので、夏の暑い日はもちろん、冬も屋外プールを楽しめます。
併設のクアハウス碁点も自由に利用可能となっています。
写真：冬でも泳げるプール
テント1基につき1台焚火台を無料で利用できます。炎の揺らぎを眺めながら薪の爆ぜる音がグランピングのムードを盛り上げてくれます。（薪・スモアやポップコーンは別途販売）
写真：薪は3時間分までを購入可能
雪深い山形ですが、春夏秋冬をそのまま楽しめるグランピング＋温泉＋体験という新しいコンセプト。今後の展開にも期待したいですね。
写真：新しいくつろぎのスタイル
（まとめ・文：前田ゆかり、編集：hotspring727）
