「テナールアウトドアホテル」は、リゾートホテルと提携し、屋外にホテルクオリティの空間を演出するアウトドア型宿泊施設。2020年11月に、安曇野穂高ビューホテルと提携した「TENAR 安曇野穂高ビューホテルフィールド」、12月に、信濃の里 ときしらずの宿 織花 と提携した「TENAR 大町温泉郷 織花フィールド」がオープンしています。
写真:家の中のような安心感と、風景に丸ごとレンズを向けたような自然との一体感
リゾートホテル×モバイルハウス=新グランピングスタイルを提案
アウトドアホテルとは、ホテルクオリティのサービスを受けながら、自然のなかでの滞在を同時に楽しめるというグランピングスタイル。一般的なグランピングとの最大の違いは、ホテルクオリティの客室を有している点と、リゾートホテルのフルサービスを受けられる点です。
写真:安曇野穂高ビューホテル
焚き火後の温泉や朝風呂、ルームサービス、悪天候時のロビーやレストランの利用など、通常のキャンプやグランピングよりも、より安心で贅沢な体験が可能です。
TNEAR(テナール)とは?
写真:ホテルの敷地内でありながら森の中で非日常な体験を満喫できる
TENAR(テナール)というネーミングは100㎡を表すa(アール)という単位を用いた10a(テンアール)に由来。境界がないほどの広い屋外空間での滞在体験を提供したいとの思いからだそう。
写真:アウトドアでも快適に過ごせる
TENARのキャビンは、建築家の藤野高志さんと共に企画し、一から設計したモバイルハウス「Moose」を使用。屋外テラスに直結する全面ガラス窓の入口から、風景を美しく切り取る三角形の窓へとつながる独創的な構造が素敵です。
写真:森の中のキュートな三角窓のキャビン
高断熱高気密のキャビン設計で、暖房も完備しているので、年中快適ににアウトドアステイが楽しめますよ。また、プライベートな空間なので、感染対策としても安心です。
写真:爽やかなプライベート空間で、乾杯!
写真:コーヒーセットのサービスもある
なお、このモバイルキャビンを企画・販売、そして「テナールアウトドアホテル」の運営を行う株式会社CountryWorksは、『建築ロスを生まないライフスタイルの提案』をミッションとし、空き家を生まず環境負荷の少ない社会を目指しモバイルハウス事業を進めているとのこと。
写真:信濃の里 ときしらずの宿 織花
単なるグランピング施設ではなく、社会的な意義の大きなコンセプトを秘めているのですね。この取り組みはクラウドファンディングサイト「Makuake」でも取り上げられました。
写真:雪の季節もキャビンの中は暖かく過ごせる
(まとめ・文:前田ゆかり、編集:hotspring727)
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