神奈川・箱根温泉「あじさい電車」あじさい夜間ライトアップを6月15日から7月9日まで実施！

箱根登山鉄道沿線では、2023年6月15日(木)から2023年7月9日(日)まで、『あじさい夜間ライトアップ』が実施されます。沿線の5ヵ所の名所で咲き誇る、見ごろのあじさいを昼間とは違った雰囲気で楽しめますよ。

また、人気の座席指定『夜のあじさい号』も、2023年6月17日(土)から7月2日(日)まで、運行します。

写真：利用者から再開を待ち望む声が多数あった箱根あじさい電車

沿線にはアジサイの名所が多数！箱根登山鉄道

小田原から箱根湯本、強羅、早雲山を結ぶ箱根登山鉄道、箱根登山ケーブルカーは箱根の観光に欠かせない足となっています。

箱根の山々の間を走る、スイッチバックなどの設備を備えた日本唯一の本格的な山岳鉄道でもあります。

写真：6月には箱根のあちこちの名所であじさいを楽しめる

そして6月には、沿線に咲き誇る職員が育てたあじさいが見頃を迎え、乗客を楽しませてくれます。

沿線のあじさいの種類には西洋アジサイとガクアジサイがあり、それぞれ不規則に植えられているそうです。

今年は、2023年6月15日(木)から2023年7月9日(日)まで、2年ぶりに『あじさい夜間ライトアップ』の実施が決定しました。箱根湯本駅先、大平台駅付近（２箇所）、旧温泉幼稚園付近（宮ノ下駅～小涌谷駅間）、彫刻の森美術館付近の全5か所がライトアップされます。

ライトアップの実施時間は18:30〜22:00、利用者が待ち望んでいた「あじさい電車」がいよいよ復活しますね！

毎年人気の座席指定『夜のあじさい号』も4年ぶりに運行されます。期間は2023年6月17日（土）～7月2日（日）まで。

「夜のあじさい号」には座席料金の他に乗車運賃が必要です。チケットは5月17日（水）10時より、ウェブサイトで販売されているのでお見逃しなく！（電話予約はできません。）

写真：箱根あじさい電車とあじさいのショットを撮影できるスポットもある

箱根登山鉄道沿線のあじさい、見頃はいつ？

箱根登山鉄道沿線のあじさいは、鑑賞できる期間が長いことでも知られています。標高差が400メートル以上あるので、場所によって見頃の時期が違うため、長く楽しめるんですね。

もっとも早く、6月中旬から咲き始めるのが箱根湯本駅付近。比較的大輪のあじさいが見事に咲き誇ります。

大平台駅付近の見頃は6月下旬から7月上旬。あじさいが群生し、歩いて鑑賞できる「あじさいの小径」やあじさいと登山電車を撮影するスポットもあるので途中下車するのもおすすめ。

宮ノ下駅付近は6月下旬から7月上旬が見頃。宮ノ下駅ではホームであじさいを鑑賞できますよ。

強羅駅もあじさいの見どころスポットのひとつ。強羅駅付近は標高が541mと高いため、箱根湯本駅付近よりも遅く7月中旬頃まであじさいを楽しめます。

途中下車をしながらの観光には、「1日乗車券のんびりきっぷ」（大人1,580円・子供500円）がおすすめ。小田原駅～強羅駅まで乗り降り自由なので便利です。ケーブルカーは利用できないのでご注意を。

昼間のあじさい、夜のライトアップされたあじさいとちがった雰囲気を楽しむのもいいですね。

今年は暖かくなるのが早かったこともあり、あじさいの開花が早まるかもしれませんね。

写真：ライトアップされたあじさいの幻想的な車窓を楽しめる

余裕があれば温泉も

せっかくなら日帰りでも箱根の温泉を楽しみたいですよね！

小涌園にある「箱根小涌園ユネッサン」は日帰りで楽しめる温泉のテーマパーク。

箱根湯本駅からバスで20分、強羅駅からも無料のシャトルバスが出ているので便利です。

日帰り温泉「森の湯」でゆっくり大庭園露天風呂を楽しめます。また水着で入れる屋内エリアでは、「ドクターフィッシュの足湯」、「ワイン風呂」、日本初の温泉で抽出した「本格コーヒー風呂」などテーマパークのアトラクションのように温泉を体験できますよ。

梅雨時の箱根は雨が降ると少し肌寒く感じる日もあります。

雨の中であじさいを鑑賞した後は箱根温泉でゆっくり温まってくださいね。

（まとめ・文：mashiro、編集：hotspring727　更新：mashiro　2023年5月）

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