ATAMI 海峯楼
https://www.atamikaihourou.jp/所在地
静岡県熱海市春日町8-33 GoogleMAP
TEL:0570-0117-22
●宿泊について
宿泊料金例)1泊2食付きの2名1室の1名あたり
35,750円~(税サ込・入湯税別)
※宿泊は10歳以上の方のみ
貸切温泉利用時間
15:00~24:00 6:00~10:00
標準チェックイン/アウト
15:00/11:00
2022年12月28日、静岡県・熱海にリニューアルオープンしたリゾートホテル「ATAMI 海峯楼」。隈研吾氏の代表作『水/ガラス』を生かした、水に浮かぶようなウォーターバルコニーはこのホテルのシンボルであり、ここにしかない幻想的な旅へと誘います。ラグジュアリースイートルームがリニューアル、お食事処も開業した非日常が楽しめるホテルをご紹介します。
東京から新幹線で最短35分ほどで到着できる熱海。海と山の距離が近く、斜面に家が段々と連なり、“日本のモナコ”とも謳われています。
ここに、1995年に完成した日本を代表する建築家・隈研吾氏の作品「水/ガラス」を活かして、2010年にオープンしたラグジュアリーホテル「ATAMI 海峯楼」。水に浮かぶようなウォーターバルコニーはこのホテルのシンボルです。
館内のいたるところに「水とガラス」をテーマにした演出が施されています。また、高台の上の立地を活かし、さまざまな場所から相模湾の眺望が臨めるようと工夫されています。
しかし、その外観からは、「水/ガラス」をテーマにした建築物だとはわかりません。建物を訪れた人だけが、特別にラグジュアリーな非日常を堪能できるのです。
熱海駅からほど近い高台にある、わずか4室の宿泊施設「ATAMI 海峯楼」。2022年12月28日にはラグジュアリースイートルームがリニューアルし、2023年1月21日にはお食事処「日本料理 楽精庵」が開業しました。
3階にはウォーターバルコニーがあります。窓一面がガラスになっていて、訪れた人の多くは眼下に広がる相模湾に吸い込まれそうな気持になることでしょう。
楕円形の小部屋は総ガラス張りになっていて、建物の周りには水を循環させた“縁側”を作り、縁から水があふれ落ちるように設計されています。この“縁側”が、眼下に広がる相模湾と建物とをつなぐ役割を果たすことで、ガラスの部屋が水の中に浮かんでいるかのように見えるのだそうです。
ホテル内は、壁の代わりにガラスが使われているところが多く、建物の中にいても自然とのつながりが感じられます。
趣きの異なる4つの客室からは、相模湾のオーシャンビューが楽しめ、いつまでも眺めていられます。
モダンな客室は、まるでアートの中で過ごしているよう。非日常を心行くまで体感できます。
ラグジュアリースイートの「誠波(せいは)」と「風科(ふうか)」は約90平方メートルと広々とした客室。波しぶきをイメージしたカーペットや波柄の大判タイルは、客室から眺める雄大な太平洋を表現しています。
客室の露天風呂には熱海の天然温泉をひき、インフィニティの水盤と相模湾を眺めながら贅沢な入浴タイムを過ごせます。
ちなみに、ラグジュアリースイート宿泊者は「ウォーターバルコニー」でのお食事になります。窓一面に広がる雄大な相模湾と一体となった気分で美食に酔いしれます。
ほかにも「爽和(さわ)」という部屋は和室があります。窓際からのんびりと海を眺めて過ごせます(定員3名)。
温泉大浴場は部屋ごとの貸切制をとっています。浴室は8人ほどがゆとりを持って入ることができる広さで、サウナや水風呂も併設。泉質は、やや塩分が濃いカルシウム・ナトリウム強塩化物温泉。
地元近海でとれる新鮮な魚介や季節の味わいを堪能する日本料理が堪能できるお食事処「日本料理 楽精庵(らくせいあん)」もオープン! 金の襖絵に囲まれた大広間で1日2組限定でゆったりと料理を堪能できます。
こだわりの器、料理人の伎、美しい盛り付け。そのひとつひとつが五感を通して味わう芸術品です。
料理の一部をご紹介しましょう。近海の幸を堪能できる日本料理を月替わり献立で提供されます。
海上約80メートルから見下ろす相模湾の水平線と熱海の美食をお愉しみください。
ほかにも、開放的なパノラマの景色と共に楽しめるメインダイニングや、BAR「山しな茶屋」などもあります。
「ただひたすら海を眺めている」という究極の贅沢を体感してみませんか?
(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)