岐阜「恵那峡温泉ホテルゆずり葉」最後の日本郵政かんぽの宿、4月18日リブランドオープン！

岐阜県恵那市の「恵那峡温泉ホテル ゆずり葉」は、2023年4月18日(火)、リブランドオープンします！「恵那峡温泉ホテルゆずり葉」の前身「かんぽの宿恵那」は、実は最後の日本郵政かんぽの宿だったんですよ。

写真：大浴場

「かんぽの宿恵那」は2023年1月末で営業を終了しており、新ホテル「恵那峡温泉ホテル ゆずり葉」は4月1日に部屋数を限定してプレオープンしています。

「恵那峡温泉ホテル ゆずり葉」は恵那峡周辺でも高台に位置しているため、ロビーやレストランだけでなく、全ての客室からパノラマのような景勝地「恵那峡」の景観を楽しめます。

最後の「かんぽの宿」がリブランドに至った経緯

2021年10月、日本郵政は保有していた「かんぽの宿」全国33施設のうち32施設を株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント等計5社の民間会社へ売却しました。

しかし、「かんぽの宿恵那」は恵那市が土地を寄付して建設された経緯があることから、一括売却から外し、買い取りに向けて協議を行っていました。

写真：恵那峡の奇岩群

2022年3月、日本郵政から市を経由して地元資本（地元企業12社が出資）の新会社「恵那峡リンクス株式会社」に売却することが提案され、2023年2月に行われた市議会議決を経て、恵那市が日本郵政から施設の土地と建物を買い取り、同額で恵那峡リンクスに売り渡すことが決定されました。

恵那峡リンクスがオーナーとなり、株式会社女将塾が運営する形で、「恵那峡温泉ホテル ゆずり葉」は、2023年4月18日(火)にリブランドオープンすることとなったのです。

写真：恵那峡の桜

コンセプトは「恵那峡で過ごす豊かな滞在」

恵那峡は、大正時代木曽川に開発された大井ダムによる人造湖です。多数の奇岩等による自然の造形と、人造湖が見事に融合することで、景勝地となりました。

迫力ある奇岩群と、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は水鳥が多く集まり、四季を通じて様々な景観が楽しめます。

写真：貸切風呂

（まとめ・文：Vermiliおん）