梅田スカイビルB1F「新梅田シティ‟中自然の森”」では、2023年5月26日(金)から6月4日(日)頃まで、ゲンジボタルの放流を行います。都会に広がる‟中自然の森”に舞う蛍の神秘的な灯り、癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。
今年2023年で27回目を迎える「ホタルの放流」は、新梅田シティの初夏の風物詩として親しまれてきました。蛍の淡い光は、生命の尊さと美しさを同時に儚さを教えてくれます。コロナ禍には開催が見送られましたが、2023年は開催されます。
ホタルが見られる時間は19:30~22:00。※天候などの状況によってはホタルが見られない場合がございます。
金・土・日は、各日500名の人数制限が行われます。各日18:00より整理券が配布されるので、ご注意ください。
‟中自然の森”では、水質の管理を通してホタルの育成に取り組んでいます。
ホタルが自然繁殖できる環境を一つの目標として、エサとなるコケやカワニナを入れるなど、‟中自然の森”の中にその環境を維持する努力を続けています。
また自然繁殖を促すため、成虫の放流を毎年続けているのです。
古来より日本の集落には必ず神社があり、その敷地内には樹木が茂っています。このような森は聖なる森として伐採を禁じられてきました。集落の人たちの結束のシンボルである‟鎮守の森”を参考にすることによって、‟中自然の森”は人と自然の強い結びつきを表しています。
およそ2,100本の木々が植えられ、大滝や渓流など、通常都会では目にすることのない風景が広がる‟中自然の森”。
春はヤマザクラが一斉に咲き誇り、秋は紅葉が楽しめるなど、四季の移ろいをダイナミックに感じることができる貴重な場所となっています。
都会の中で生物多様性の実現の場としての役割を果たすと同時に、都会の中で自然に触れられる場にもなっています。
(文・まとめ:Vermiliおん)