神戸市立森林植物園
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/所在地:神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2 GoogleMAP
TEL:078-591-0253
営業時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
※「森の中のあじさい散策」期間中、土日祝は8:00~18:00
料金:大人300円/小中学生150円
定休日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
※散策イベント時は無休
神戸市北区の「神戸市立森林植物園」であじさいが見頃を迎えています。
六甲山の自然を生かした植物園内に点在するあじさいのスポットをめぐって散策する「森の中のあじさい散策」が6月10日(土)~7月17日(月・祝)まで開催中です。
広大な園内に咲き誇る25種350品種、約5万株ものあじさいを楽しめます。神戸の市街地からは車で約25分、有馬温泉へもアクセス便利なロケーションです。
神戸市立森林植物園は六甲山地の一角に位置する、国内最大級の植物園です。
2020年に創設80周年を迎えた歴史ある植物園で、総面積142.6ヘクタールの広大な敷地に約1200種もの世界各国の樹木が集められています。
ヨーロッパやアメリカ、アジア、そして日本の樹木が、六甲山の自然を生かして植えられているのが特徴です。植物の見本園のような植物園ではなく、自然な形で樹木や季節の花を見られるのがいいですね。
そして樹木だけでなく、あじさいやつつじ、しゃくなげなど季節の花も楽しめるスポットとしても知られています。
6月から7月にかけて、園内はあじさいの花でカラフルに彩られています。
6月10日(土)~7月17日(月・祝)まで、「森の中のあじさい散策」が開催されています。
土日祝には、案内ボランティアによる約90フのガイドツアー「森の中のあじさい散策会」も行われます(当日受付、人数制限あり)。
また、期間中は、浴衣で入園するとペアで入園料が無料になる特典もありますよ。浴衣であじさい園を散策するのも素敵ですね。
「あじさい園」、「あじさいの小径」、「あじさい坂」など、複数のあじさいスポットがあり、アジサイめぐりマップが用意されているので、広大な園内であじさいをめぐって楽しめます。
「あじさい坂~あじさい園コース」と「苗畑通り抜け~西洋あじさい園~あじさいの小径~アナベルの丘コース」の2つの散策コースがあり、2つのコースを回ると所要時間は1時間30分ほどです。
なんといっても25種350品種5万株ものあじさいが植えられているので、見どころは多数!見ごろの時期も6月中旬から7月中旬まで、少しずつずれているので長く楽しめそうですね。
アメリカ原産の花房の大きなアナベルは特に人気のようです。アナベルは見頃時期がやや遅めなので、これから楽しめそうですね。
広々とした園内に群生するあじさいも見事ですが、あじさいを水に浮かべた「森林のフローティングフラワー」など写真映えするスポットもあって撮影を楽しめそう。
森林展示館前広場にあるあじさいの鉢を寄せ植え「森の花かご」、期間限定で開放している北苗畑の通り抜け、普段は入れないあじさいの苗畑なども見逃せないスポットです。
ヤマアジサイの変種で、幻のアジサイと呼ばれた「シチダンカ」も観ることができます。
「シチダンカ」は星のような形が特徴的な八重咲のあじさい。シーボルトの『日本植物誌』に掲載されたものの、その後、見かけることがなく、1959年に六甲山で再度発見されたという、ミステリアスなあじさいだそうです。
あじさいは梅雨時のお花ですが、雨が少ない日が続くと水やりの作業が大変なのだそうです。
また、この時期だけでなく1年を通じて剪定、土壌改良、除草作業など管理が必要なのだとか。日々のお花の手入れのおかげで、季節になるときれいなあじさいを楽しめるのですね!
園内にはカフェ、雑貨店、売店と3つの店舗があり、散策の途中で休憩することもできます。
「森のカフェ ル・ピック」では、植物園から車で10分のところにある弓削牧場の乳製品を使ったメニューが人気。
「あじさいゼリーソーダフロート」(950円)は、あじさい散策期間限定のオリジナル商品です。
あじさいに見立てたマロウゼリー入りのエルダーフラワーソーダに弓削牧場特製のミルクソフトクリームがトッピングされたぜいたくなフロートです。
その他、新鮮野菜とチーズのサンドセット、ひよこ豆とカマンベール入りカレーなどのメニューもあり食事も楽しめますよ。
神戸市立森林植物園から車で約22分で、関西の奥座敷「有馬温泉」に到着します。せっかくなら足をのばして有馬温泉にも行きたいですね。
有馬温泉の金泉・銀泉を露天風呂や大浴場、足湯などさまざまなスタイルで楽しめる「有馬温泉 太閤の湯」は「温泉のテーマパーク」のような日帰り入浴施設。昨年オープンしたテントサウナは、有馬三山を眺めながら屋上で楽しめます。
レトロな雰囲気のフードコートもあって至れり尽くせり、有馬温泉を気軽に満喫できます。
すっきりしないお天気が続く梅雨時も、あじさい鑑賞からの有馬温泉で暑気払いしてみてくださいね。
(まとめ・文:mashiro、編集:hotspring727)