【紅葉露天・長野】松川渓谷の紅葉を眺める露天！豪快に流れ落ちる滝と滝裏の散策もできる●松川渓谷温泉 滝の湯

長野県の「滝の湯(たきのゆ)」は、信州高山温泉郷にある8つの温泉のひとつ、松川渓谷温泉にある温泉旅館。

滝の湯の名前のとおり、豪快に落下する雷滝のすぐ近くにあり、自然の大岩を利用して造られた長さ17mのダイナミックな大露天風呂が自慢のお宿だ。

紅葉に染まる松川渓谷を望みながらの露天風呂は、開放感が抜群。モミジやブナの木が赤や黄色に色づき、最高の湯浴みを楽しむことができる。

混浴だが、女性も湯あみ着・バスタオル巻きで入浴できる。

写真：紅葉の時期の露天風呂。松川渓谷の紅葉が見事だ

カルシウム・ナトリウムー硝酸塩・塩化物泉のお湯は弱アルカリ性。お肌に良いとされているメタケイ酸も豊富に含まれており、湯上がりにはしっとりきめ細かい肌になったように感じられる。

一切循環していない100％掛け流し、無色透明の湯船には湯の花が浮かび、良質な温泉に身体も心もほぐれていくようだ。露天風呂は宿泊客も19時までだが、これは一度湯をすっかり落として、一晩かけて溜めなおすため。つまり翌朝7時からの朝風呂は、文字通り一番風呂が楽しめるのだ。（内湯は掃除の２時間以外の24時間入浴可）

写真：17ｍにわたる細長い露天風呂は一晩かけて湯をためる

以前は湯治客に人気の素泊まりのみのお宿だったが、素泊まり料金プラス4,000円で夕・朝食付きでの宿泊もできるようになった。

温泉とともに、松川渓谷のトレッキングや滝の裏側から水が流れ落ちる様子を見ることができる雷滝の散策拠点としてもおすすめ。

大瀑布日本紅葉100選にも選ばれた渓谷美に囲まれながら、野趣溢れる露天風呂に浸かり、紅葉を眺めて散策と、湯治さながら元気を取り戻せる温泉だ。
（情報更新：2019年7月 Ai）

源泉かけ流しの紅葉露天風呂・甲信越
源泉かけ流しの紅葉露天風呂TOP

写真：大木がしつらえられた休憩所の裏には水車小屋がある。