「鰹乃國・中土佐の湯宿 黒潮本陣」は、絶品のかつおのタタキが味わえると評判のお宿。しかも自分でわら焼きかつおのタタキを作る体験を楽しめるのをご存じでしょうか。
太平洋の絶景を眺めながら、温泉と海水を使ったお風呂でタラソテラピーも体験できますよ。
写真：本場で食べる絶品鰹のタタキ
写真：目の前に広がる海を眺めながら海水を沸かした汐湯でリラックス
鰹の一本釣りで知られる久礼港がすぐそばにあり、奥四万十地域への観光にもアクセスのよいロケーション。
そして温泉だけでなく、海水を沸かした汐湯も楽しめますよ。
●海のミネラル成分でお肌すべすべの露天風呂
露天風呂のお湯は太平洋の黒潮を沸かした汐湯。
天然の海水を使ったお湯はミネラルをたっぷり含み、美肌効果も期待できます。太平洋に昇る朝日や星空を眺めながらよく温まると評判の露天風呂に浸かって、リラックス。
露天風呂のすぐそばに広がるダイナミックな海を眺めながらのタラソテラピー、癒されそうですね。
●二つの温泉大浴場
本館内には、「白御影石風呂」「錆石風呂」と２つの大浴場があり、ふたつとも冷泉を沸かしている温泉です。日ごとの男女入れ替え制でどちらのお湯も楽しめます。
泉質は無色透明でお肌に優しい単純アルカリ泉。
太平洋の絶景と、土佐十景のひとつ、双名島を眺めながらゆっくり疲れを癒せそう。大浴場内にはサウナも設置されています。入浴施設は日帰りでの利用も可能です。
写真：本場で鰹のわら焼きを体験できる！
高知のグルメといえばやはりかつおのタタキですよね。黒潮本陣では旬の地元食材を使用した「本陣料理」を楽しめます。
そして黒潮本陣に隣接する「黒潮工房」では、本場「鰹のわら焼き」を実際に体験できます。専門のスタッフの指導を受けながら、豪快なわら焼きでかつおのタタキを作れますよ。
体験には2つのコースがあります。初級コースでは、節取りを焼いてパック詰めするまでを体験、中級コースでは鰹を丸ごと1本さばいてパック詰めするまでを体験できます。
鰹を丸ごとさばくなんてハードルが高そうですが、ていねいに指導してもらえるので魚をさばいた経験がない人でも参加できるそうです。
作ったかつおのたたきはその場で食べることも持ち帰りもできます。自分で丸ごとさばいてわら焼きにしたかつおのタタキ、味わってみたいですね！
かつおのタタキ体験は4月から10月まで開催されています。初級・中級コースとも予約が必要ですので、事前に予約をお忘れなく。
写真：大人気！鰹のタタキ定食
鰹は春の「上り鰹」、秋の「下り鰹」と呼ばれ、季節によってちがった味わいを楽しめるのも面白いですよね。上り鰹は比較的あっさりした味のものが多く、下り鰹は脂ののったトロのような味わいです。
生の鰹がない冬の期間も、冷凍の鰹を使って解凍後にわら焼きし、その場で食べることができます。冷凍でも秋の脂がのったおいしい鰹を食べられますよ。
また、鰹だけでなく、朝どれのアジやウルメのお刺身、地魚の干物の炭火焼きなど、新鮮な高知の海の幸を満喫できる定食メニューがそろっています。
冬の時期には、鰹のタタキ以外に太刀魚のタタキもおすすめだそうです。
江戸時代の宿駅をイメージして造られた、黒を基調とした落ち着いた雰囲気の黒潮本陣の本館。客室は、和室・洋室・和洋室の計11室です。
すべての客室が太平洋に面したオーシャンビュー。部屋からも海の絶景を眺められます。
本館の山手側には、2階建て2LDKのコテージもあり、グループでの宿泊にもおすすめです。
コテージではキッチンやバス、トイレ、ゆったりとした吹き抜けやテラスが設置されていて、仲間どうしでプライベートな時間を過ごせますよ。テラスからは、太平洋を眼下に見下ろす絶景を眺めることができます。
新鮮な鰹のタタキと温泉、太平洋の絶景と土佐の自然の恵みに癒される休日を過ごしてみたいですね。
（まとめ・文：mashiro、編集：hotspring727）
