座席が湯船になっていてお湯をまき散らしながら疾走するジェットコースター、お客は皆タオル姿……そんな別府の「湯~園地」構想が、いよいよ本気で動き出しました。
そもそも別府市の長野恭紘市長は動画再生回数が100万回を突破したら、実現すると「公約」していたので、260万回にも至った今、それを本当に遂行することとなったわけですね。
実現するのは期間限定で、今年2017年7月末の3日間開かれる「べっぷ火の海まつり」の期間中に動画の撮影地でもある「ラクテンチ」を「湯~園地」として稼働するそうです。
市では動画に登場した遊具をできる限り実現したいとしており、そのためのチームを官民混合で結成。
また資金については、市税を投入することはせず、企画が固まってからクラウドファンディングなどを活用して必要な費用を調達したいとしています。すでにクラウドファンディング何社かと接触しているとのことです。
この湯~園地計画はそもそも「遊べる温泉都市構想」の一環。
「遊べる温泉都市構想」は、3段階構想になっており、湯~園地計画はその2段階目です。
第1段階は、今年2017年4月。4月に駅前通りで開かれる「湯かけまつり」をバージョンアップ、「湯・ぶっかけまつり」(仮称)とし、今までにない規模で実施するそうです。
なお「湯かけまつり」は、みこし17基がまわる街中で、消防ポンプ車などが温泉水をかけ合うというまつり。
こちらが昨年の様子。
今年はみこし数を増やし、かつぎ手として観光客を募り、かける湯の量も大幅に増量し、観客が驚くようなスペクタクルとするそうです。
第2段階は「湯~園地」。これは2017年7月の「べっぷ火の海まつり」期間中。
(夏なので、バスタオル姿でも寒くないですしね)
第3段階はアイスランドにある世界一巨大な露天風呂「ブルーラグーン」のような施設の建設を目指すそうです。
(画像:takanpo / PIXTA(ピクスタ)より ※この記事からのコピー&ダウンロード禁止)
こちらが「ブルーラグーン」。すごいですね。。。
「湯~園地」については、動画に出てきた遊具以外にも面白くて楽しめるものを工夫したいとしており、市観光課では「湯~園地」の遊具などのアイデアを一般からも広く受け付けています。
特設窓口などは設けていませんが、電話やメールで受け付けるそうです。
「こんなのがあったらおもしろいな」なんてアイデアがある人は、送ってみるのもいいでしょう。
別府市観光課:0977-21-1111(この電話は市代表)
メール:
tou-te@city.beppu.oita.jp