「焼き鳥の串をはずしてシェア」について「焼き鳥が台無しだ」「食べる人の自由だ」なんて「焼き鳥論争」、少し前にありましたね(笑)
まずは自ら串をうって焼く体験を楽しく体験してみるのはいかがでしょう。体験を実施しているのは日本一長い焼き鳥ギネスを争っていたこともある焼き鳥の聖地、山口県は長門市。安倍総理とプーチン大統領が会談した長門湯本温泉や俵山温泉がある山口県の山陰側の市ですね。
写真:長門市きっての紅葉の名所「大寧寺」。1997年大河ドラマ「毛利元就」に登場した
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2016年末にはプーチン大統領の長門市来訪記念で「ロシア風やきとり」も作られていた
長門市というと、活イカやウニなど新鮮な日本海の魚介がうまい場所、というイメージなのですが、実は鶏肉の生産量も多く、新鮮な鶏が流通しているため焼き鳥店が多く軒を連ねています。
これは長門市が県内有数の水揚げ高を誇る漁港を有してるため、魚のアラが養鶏場で餌として用いられているからだとか。
「魚→鶏→焼き鳥」という訳ですね。納得です!
そして長門市ではこのご当地グルメを目玉にして焼き鳥の聖地として様々なイベントも行われています。
2015年には世界一長~い25.05mの焼き鳥を作ってギネス認定もされました。地面に垂直に立てると大体マンションの6階に届くくらいです。
ちなみにこの串、継ぎ足したりせず、一本の背の高い竹から削り出すのです!すごいですね!
今回ご紹介するのは、長門市の人気の焼き鳥屋さんで、自分の手で鶏肉を串打ちして、炭火で焼いて、美味しいビールでいただくという体験。
写真:焼き鳥を自分で串にさして炭で焼く本格体験
食べたことはあっても、竹串で刺したり炭火をおこして焼いたりという経験はなかなかないですね。実はこの「串打ち」も「焼き」も手がける人によって仕上がりも違えば味も変わってくるらしいですよ。
そこでこの職人体験では、まず職人さんによる「焼き鳥講義」が行われます。
写真:まずは職人さんの手際を見せていただく
そのあと、その朝捌いた新鮮な鶏肉を串に刺します。鶏肉の間には玉ねぎが入るのが長門市流!鶏肉は地元ブランド「長州どり」を使います。
「皮」、「砂ずり」、「もも」、「せせり」の各部位・合計4本の串打ちを体験します。
写真:「上手にできた!」早く食べたいですね~!
さていよいよ”焼き”です。職人らしく、火加減・焼き加減を見極めましょう。仕上がりが楽しみですね。
写真:本物の炭を使って焼いていきます
焼きあがった焼き鳥はその場でいただきます。みんなで乾杯!
ブランド鶏「長州黒かしわ」も職人さんがが焼いたものが出るので、長州どりの「もも」と食べ比べることができます。
メニューは
・皮、砂ずり、もも、せせり(自分で串打ち体験した串)
・長州黒かしわ(職人が焼いた串)
・皮酢(串打ち体験で皮の処理をしたときに残った皮を使用)
・わかめむすび 1個
・ゆずきちシャーベット
・ドリンク2杯(ビールなど。ドライバー・未成年はソフトドリンク)
写真:ビール付なのがありがたい!昼からビール(うれしい)
”焼き鳥の聖地”で「焼き鳥論争」をつまみに仲良く、美味しくワイワイ盛り上がりましょう!
焼き鳥づくりとは別にオリジナルの塩づくりも体験します。この塩はお土産としてお持ち帰りできますよ。
職人さんの手間と技を知ってしまった後に食べる焼き鳥は、より美味しく感じることができるかもしれません。
期間は、2017(平成29)年11月25日までの毎週土曜日で予約制です。
8名以上15名までのグループ対象なので少しハードル高いですが、少し早い忘年会にどうでしょう!
写真:子供たちも楽しく体験!(4人家族なら2家族で可能ですね!)
そうそう、長門市の焼き鳥屋さんは、通常は夕方から開店のお店が多いのですが、この体験は昼開催。遠出派にはありがたいですね。
(まとめ・文:えこぴ)
http://www.nanavi.jp/events/event/beer-tourism-yakitori
期間:2017(平成29)年11月25日までの毎週土曜日
時間:12:00~15:00
最少催行人数:8名
料金:8900円/1名(税込)※子供も同じメニューの場合は同料金
会場:ちくぜん総本店(山口県長門市東深川駅前892−1)
問い合わせ先:長門市観光コンベンション協会
TEL:0837-22-8404