鹿児島県垂水市に「垂水千本イチョウ」というイチョウの絶景を楽しめる名所があるのを知ってますか?
鹿児島県垂水市は大隅半島から桜島観光をする際の玄関口です。全国で有数のインゲンの産地、さらに錦江湾に面した地形を生かして、ブリやカンパチの養殖も盛んで、特にカンパチの生産量は日本一なんだとか。
お酒好きな方なら一度は耳にしたことがある、焼酎『森伊蔵』の蔵元があることでも有名ですね。
その垂水市に、秋になると桃源郷ならぬ黄金郷になる絶景スポット、それが「垂水千本イチョウ」。紅葉の季節にはその美しい風景を求めて多くの人々が訪れます。

写真:まるで映画の1シーンのよう
垂水市役所がある市街地から車で約10分、県道71号線を山間部へ向かうと『垂水千本イチョウ』の道路標識が見えてきます。
園は県道をはさんで3つのブロックに分かれていて、およそ4.5haの敷地(東京ドームと同じくらいです!)に1000本超のイチョウが色づく時期、道の両側に輝く黄色が目に飛び込んできます。
なんとこの場所、私有地なんです。土地の持ち主である中馬さんご夫妻が先祖代々受け継がれた山をおよそ1978年から開墾し、現在のようなイチョウ園ができました。
イチョウ園に一歩足を踏み入れると、日常を忘れさせる別世界が広がります。並木道が続いていたり、傾斜がある場所では空の方・平地の方へとイチョウの枝が伸びていたり、高台ではイチョウの黄色と重なって垂水の町や桜島や錦江湾が見渡せたりと、様々な景観を楽しむことができます。

写真:頭上も足下もあたり一面、黄金色に染まる。インスタ映えも期待できる
一番の見頃である11月下旬~12月初め頃にかけて、まさに金色に輝く木々。晴れた日は上をみあげると、イチョウの葉が陽の光を受けて空気まで金色に見えてくるようです。また、落葉が始まると足元は黄色の絨毯。
この時期、イチョウ園では「垂水千本イチョウまつり」として、臨時駐車場を設けてシャトルバスを運行。夜間はライトアップ(18~21時)もあります。まつりでは園主さんの好意で銀杏も販売されるそうですよ!
今年2020年は11月20日(金)~12月6日(日)に開催。詳しくは鹿児島県垂水市公式ホームページ「垂水日和」をご覧ください。
どの角度からみても絵になる黄金郷、時を忘れて千本のイチョウに囲まれてみませんか?
(まとめ・文:えこぴ、情報更新:hotspring727 2020年10月)

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佐多町出身で世界料理オリンピック銀メダルのシェフがプロデュース。南大隅の完熟マンゴー、肝付のパッションフルーツ、加計呂麻島の黒糖など大隅・奄美の味。
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