秋神温泉 氷点下の森
https://hyotenkanomori.netライトアップ開催期間:2024年1月1日~2月29日
ライトアップ時間:日没~21:00
場所:
秋神温泉 氷点下の森
岐阜県高山市朝日町胡桃島355 GoogleMAP
問合せ:
秋神温泉
TEL:0577-56-1021
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岐阜県高山市では毎年恒例となっている「氷点下の森」のライトアップが2024年も1月1日から2月末まで開催されます。ライトアップされた幻想的な氷柱はまるで大規模アート!幻想的な氷の世界が出現しますよ。
「氷点下の森」は、高山市の中心地から車で約1時間の場所にある山の一軒宿「秋神温泉旅館」が開催している、1971(昭和46)年から続く冬の風物詩となっているイベントです。
氷点下10度以下にもなる寒さを利用して、木々に水をかけて凍らせ、たくさんの大きな氷柱を作り上げていきます。
ホースで水をかけて氷柱を作るのですが、その規模は他の地域で見られる氷アートの追随を許しません。まさに氷点下の「森」というにふさわしいですね!
「氷点下の森」は、日中には日の光を浴びて青白く光り輝きます。でも、何で青く輝くのかご存知ですか?水は長い時間をかけて凍らせると透明に凍るのだそうです。
例えば、屋根に見られる「つらら」や水面に張った氷などは、時間をかけてゆっくりと凍るので透明なんです。
こちらの「氷点下の森」も時間をかけてじっくりと凍っていきます。何度も水をかけて凍らせるので、氷の層の間に雪が混ざり込むことで、青白く光る氷柱が完成するんですよ。
「氷点下の森」は、12月初旬より氷づくりを始めるんだそう。大規模な森を作るために長い時間をかけて準備をしているんですね。
2月末日までは、夕暮れから午後9時まで毎日ライトアップを実施。日中には青白く輝いていた氷柱が色とりどりに輝きます。
氷柱の中からもライトアップされ、より幻想的な世界に誘ってくれますよ。外側からライトを当ててのライトアップはよく見かけますが、氷柱の内側からのライトアップは珍しいですね!
巨大な氷柱は絵本に出てくる木々のようで、どこかメルヘンな雰囲気もあります。天気が良い日は地上には氷のライトアップ、頭上には満天の星空というロマンチックな夜の風景が見られますよ。
また、「シャボン玉」ってすぐに壊れてしまいますよね。でも、特に寒い日にはシャボン玉が空中でどんどん白く凍りつき、地面に落ちても割れないんだそうです。何それ?気になる!
シャボン玉が凍るのは、大体氷点下3度ほどから。凍りつくシャボン玉なんて、他の場所ではなかなか見ることができませんね。あえて極寒の日を狙ってみる?
最初にもご紹介したように「氷点下の森」を開催しているのは、温泉宿「秋神温泉旅館」。泉質は純土類炭酸鉄泉で赤褐色の湯色が特徴です。
露天風呂はありませんが、窓からは雪景色が堪能できますよ。氷点下の森を巡って冷えた体は、ぜひ秋神温泉で温めたいですね。
広い敷地に出現するメルヘンな氷の森。ぜひ、その幻想的な美しさを体験して見てください。非常に寒く、雪もたくさん降っているので防寒はこれでもかというくらい重装備で行ったほうがいいでしょう。
(まとめ・文:hotspring727、編集:Vermiliおん、情報更新:hotspring727 2023年12月)