新潟の湯沢町にあるホタルの里では7月から、なんと8月にかけてもホタルが見られます。通常ホタルといえば6月頃だと思いますが、長いですよね!
夏の夜、ホタルの優しい光をまだまだ眺めにいける湯沢中里をご紹介します。家族での夏休みの旅行プランにもぴったりですよ。
「雪国」ならではの遅い時期のホタル鑑賞!
小説「雪国」の舞台でもある越後湯沢は全国有数の豪雪地。冬には一面の白銀の世界となります。ゲレンデも多く、東京からのアクセスもいいためウィンタースポーツで人気の観光地ですね。
山間に田畑の広がる、のどかな里山は日本の原風景のようで懐かしさを感じさせてくれる場所です。
夏は7月でも最高気温が30度以下で、夜や朝方には少しひんやりするほど、都心の夏と比べるとだいぶ涼しく感じられます。そのため、ホタルの発生も遅く、7月初旬頃までゲンジボタル、そのあと、8月初旬ぐらいまではヘイケボタルが見られます。8月下旬頃になるとホタルは少なくなっていくそうなので、早めの方が良さそうです。
湯沢中里、ホタルの里
新幹線の止まる越後湯沢の駅からさらに上越線で9分、越後中里にある「ホタルの里」では、一時期、見られなくなったゲンジボタルを復活させるため、生息地を4年がかりで作り、無事にホタルが戻ってきたそうです。
今では小川が流れる木道で、たくさんの蛍が乱舞するのを見ることができます。
また、ホタル鑑賞に便利な旅館もあります。宿泊できる旅館からホタルの里までは徒歩10分ほど。どの旅館でも、自家製の野菜や地元産の魚沼コシヒカリを使った食事も楽しめるそうです。
各宿の詳細は下記の湯沢中里観光協会のリンクで確認してみてくださいね。
http://www.nakazato.com/event/hotaru/index.html
写真:乱舞するホタルが見られるのは、のどかな湯沢中里のホタルの里
自然豊かな湯沢で楽しめるアクティビティも!
スノーリゾートとして知られる越後湯沢ですが、夏でも大自然を満喫できる遊びがいっぱい!
森の中で体験できる「フォレストアドベンチャー」は、自然の立ち木を利用して木から木へと空中を移動していくという森林アウトドアパーク。
15mを超えるプラットフォームからの全長150mのジップスライドはスリル満点!所要時間は1.5〜2時間程度です。
身長110cm以上から参加できるコースと、小学4年生以上から利用できるコースがあるので、ファミリーでも一緒に楽しめますよ!
写真:石積みの鉄橋、毛渡沢橋梁も湯沢の見所の一つ
そしてもう一つのオススメは、手軽にできる渓流釣り。
湯沢フィッシングパークでは、釣り道具など一切不要ですべて現地で借りて楽しめます。ルアー竿レンタルは700円。釣れるのはイワナ、ヤマメ、ニジマスと3種類も!!
釣り上げた魚はもちろんその場で炭火で焼いて食べられますよ。ルアー釣り専用エリアもあり、大自然の中の美しい渓流での釣り、気持ち良さそうですね!
写真:豊かな自然が残る湯沢中里での川遊び
まとめ
スキー場のイメージが強い越後湯沢ですが、雪のない季節の自然の美しさもぜひ体験したい場所です。猛暑から逃れて涼しい夏を満喫するのにぴったりですね。
(まとめ・文:mashiro 情報更新:2019年7月)