※2020年度のホタル舟は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました※
以下は、中止決定以前の記事になります
山口県下関市の豊田町は船からホタル観賞する「ホタル舟」発祥の地。その日本初の「ホタル舟」が就航するのは、大量のホタルが出現することで有名な木屋川。最盛期には星雲のような蛍大乱舞が見られます。灯りを消してたゆたう船から眺める大人気の「ホタル舟」は5月1日より予約開始です。

写真:木屋川をたゆたうホタル舟
天然記念物ゲンジボタルは別名「豊田ホタル」とも呼ばれる
豊田町の中を流れる木屋川に生息するゲンジボタルは、別名「豊田ホタル」とも呼ばれ、1957年に国の天然記念にも指定されています。
木屋川は古くからゲンジボタルの里として有名だっだそうですが、乱獲や環境の変化などで、一時期数が激減したそうです。そこで天然記念物に指定し、保護・飼育・研究に努め、今では豊田町と言えばゲンジボタルの生息地として知られるようになりました。
ホタル舟も豊田町が発祥の地
その木屋川で今年もホタル舟が運航されます。舟から蛍を観賞する「ホタル舟」はここ豊田町が発祥なのです。
ホタル観賞といえば、通常は川岸からを想像しますが、宵闇の中、ゆったりと川面を滑る船から、手の届く距離を漂うホタルの光。目の前を数千とも数万ともいわれるゲンジボタルが乱舞する様子はまさに幽玄の世界ですね。

写真:木屋川のホタル大乱舞
船は800mの距離を約30分かけ、船頭さんが竿をあやつりゆっくりと下っていきます。
わずか20日足らず、1日230名限定なので、早めの予約がおすすめ
1年のうち、わずか20日間足らず、川下りとホタル観賞をいっぺんに楽しむ、贅沢なひと時を過ごせます。

写真:ホタル舟船内より
集合場所は道の駅「蛍街道西の市」。乗船料金は大人2000円、子供1000円。一隻につき23名乗船可能で、乗船場と下船場間は無料送迎バスがあります。
さて、今年2020年の開催時期ですが、6月7日(日)~6月25日(木)で、予約は5月1日(金)から受付開始だそう。
毎日3回、運行する予定ですが1日230名限定となっており、昨年も大人気のイベントだけに体験したい人はぜひ、お早めに予約した方がいいかもしれません。
抽選で100名が乗れるホタル舟運行も。「ホタル祭り」が今年も開催!
また、ホタル舟運航の最中に行われるのが、「ホタル祭り」。
今年で53回目を数えるこの祭りは2020年は6月6日(土)、6月13日(土)の2日間行われる予定です。会場には出店も立ち並び、明るいうちから賑わいます。まさに初夏の風物詩ですね。
さらに普段は予約しないと乗れないホタル舟が6月13日(土)のみ、抽選で100名様が乗船可能に!
ホタル舟の予約はすでにいっぱいで残念ながら予約できなかった、という人でもこのホタル祭りではチャンスがあるのです。また、抽選に外れてしまってもホタル観賞バス(有償)も運行する予定なので、様々な楽しみ方ができそうです。
フィナーレには花火も打ち上がり、籠アートと竹灯篭が宵を照らす。ホタルの光とのコラボも魅力。豊田のホタル祭り実行委員会事務局に確認したところ、昨年度は約50,000人が訪れ、楽しんだそう。ぜひ、今年もお越し下さいとのことでした。
余談ですが、豊田町にはホタルの様々なことを学んだり、体験できたりするホタルの里ミュージアムがあります。
このホタルの里ミュージアム、上から見るとホタルの形をしてるんですよ。Googleearthを見ることが出来る方は、是非確認してみてください!
豊田町はいで湯の里。一の俣温泉でトロトロの泉質を楽しむ
山口県下関市というと三方を海に囲まれた海峡の町というイメージがありますが、下関市豊田町は下関市の東に位置し、美肌で有名な一の俣温泉をはじめとする山々に囲まれたいで湯の里です。別名「豊田富士」とも呼ばれる一位ヶ岳のすそ野にあたります。
一の俣温泉は、山口県下関市豊田町一ノ俣にあるのですが、温泉名は「一の俣温泉」。まるで化粧水のようなトロトロの泉質で、美人の湯として古くから有名です。
(まとめ・文:えこぴ 更新:吉川 情報確認2020年3月)

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