伊豆・天城のわさび生産者「あまご茶屋」から、「すりたて伊豆生わさびモナカ 2kg18本」が販売開始。まるで生わさびのようなビジュアルと、辛いわさびと甘いモナカ、という意外とも思える組み合わせに注目が集まっています。
写真:モナカの中にはたっぷりのあんとチーズが詰められている
あまご茶屋は、わさびの生産地、伊豆・天城でわさび農家とあまご・マスの養殖を行なっている下山養魚場が経営するお店。すりたて伊豆生わさびモナカ2kg18本は、本当のわさびの美味しさを知ってほしいと試行錯誤を重ねて作られた、わさび農家の愛が詰まったモナカなんです。
生わさびそっくりの黄緑色のモナカの中に、十勝産小豆を使用した餡をたっぷり詰め、すりおろしたばかりの生わさびをマスカルポーネチーズとミックスしたものを入れたわさびモナカは、なんと1本130g!通常のモナカ約4個分もの大きさがあります。
写真:箱に詰められたモナカはまるで本物のわさびのよう
これは、わさび市場で一番高値がつく、1箱2kgの箱に18本入る大きさの最高級わさびの形を再現したため。本物のわさびと同じく、根元のほうが辛味が強く、葉に近いほうの辛味は弱くするというわさびらしさにこだわった一品なんです。
生わさび&チーズの組み合わせはおつまみなどで、あんこ&チーズの組み合わせは和・洋菓子で食べたことがあるという方もいると思いますが、わさび・あんこ・チーズがひとつになったお菓子は見たことがないですよね。
気になるお味は、一口食べるとまず甘さ控えめの餡の甘みと小豆の味が、そして、その餡が濃厚なマスカルポーネチーズと混ざり合います。あまーい幸せを噛み締めていると、最後にふわっとわさびの香りと爽やかな辛味が追いかけくるという感じ。甘いものが苦手な人、わさびが苦手な人、どちらも楽しめるスイーツとなっています。
擦ることで、辛味の中に甘味を感じられるという最高級のわさびを、本格的なスイーツにしてしまうなんて、わさびを知り尽くしたわさび農家ならでは。
近くには、以前ニュースで紹介したグランピング施設「ウフフヴィレッジ」や、修善寺・湯ヶ島温泉の一度は泊まってみたい名宿もありますので、伊豆を訪れたらぜひ自分の舌でその味を確かめてみてくださいね!
<ウフフヴィレッジの記事はこちら>
https://onsennews.com/news180725_ufufu_tsukigase/
「すりたて伊豆生わさびモナカ 2kg18本」は、1本680円(税込)。伊豆市内に2店舗あるあまご茶屋、または、あまご倶楽部のホームページでも購入することができます。
手作りで大量生産ができないため、現在、各店舗少ない日で10~20個、最大で30個の限定とのこと。早々に売り切れる場合があるそうですが、前日夕方までに連絡すれば取り置きしてもらえるそうです。また、当日の場合は、来店前に在庫確認の電話をしてから行くと安心ですよ。
1本130gとサイズが大きいので、みんなで食べられるように、中には切り分け用のナイフが入っているとのこと。辛味の強いしっぽのほうを食べるか、それとも、辛味の弱いほうにするか…。ちょっとドキドキするうれしくて悩ましい選択ですね。
(まとめ・文:hotspring727 情報更新:2019年9月)