OMO5小樽 by 星野リゾート
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5otaru/所在地
小樽市色内1丁目6-31 GoogleMAP
TEL:0570-073-022(9:30~18:00)
●宿泊について
宿泊料金例)1室2名の1名あたり
8,000円〜(税込・食事別)
宿泊者の温泉入浴時間
15:00~23:00(宿泊者限定/無料)
チェックイン/アウト
15:00/11:00
札幌から約40㎞という距離にある小樽。道外から訪れる人も宿泊は札幌にして、日帰りで小樽を散策したり、札幌市民も日帰り観光で済ませてしまうことが多いようです。そんな小樽に、2022年1月7日、「OMO5(おもふぁいぶ)小樽 by 星野リゾート」がオープン! ホテルスタッフによる小樽の観光の提案など、新しいホテルコンセプトの魅力を体験してきました!
札幌から小樽までの距離は約40㎞。車を利用すると有料道路を使って約50分(一般道の場合は約1時間10分)、JRの場合、快速エアポートを利用すると32分、普通列車でも50分ほどで行き来できます。
星野リゾートでは、2020年から続くコロナ禍で多くの人が思うような旅行できない中、マイクロツーリズムを提案してきました。マイクロツーリズムとは、自宅から1~2時間ほどの距離で、安心、安全に過ごしながら、地域の魅力を深く知るきっかけになり、地域経済にも貢献していけるという旅のスタイルのことです。
星野リゾートの“都市観光ホテルブランド”の「OMO」シリーズは、“寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル”をコンセプトとしています。
都市を訪れる観光客に向けて、街をさらに深く知り、楽しんでもらうサービスと仕掛けでホテルステイを満喫してもらうよう提案しています。「OMO3」「OMO5」「OMO7」とあり、2022年1月7日に小樽には「OMO5小樽 by 星野リゾート」がオープンしました。
ちなみに「OMO5」はブティックタイプホテルで、カフェ&ダイニングを併設。ホテルでの食事の提供も行っています。
北のウォール街と呼ばれ、明治時代の面影が今もたくさん残るレトロな港町・小樽。小樽港は、1899年には外国貿易港に指定され、開港120年が過ぎたところです。かつてはニシン漁で栄え、今も北の漁場として活気があります。
「OMO5小樽 by 星野リゾート」のコンセプトは“ソーラン、目覚めの港町”! ニシンで栄えた街にお泊りして、朝から晩まで楽しんでもらうというわけです。
施設は、小樽市指定歴史的建造物の「旧小樽商工会議所」をリノベーションした南館と、機能性とデザインを追求した北館の2館で構成されています。
ロビーには、街歩きが楽しくなるような情報をスタッフ自らが集め、集約した「ご近所マップ」があり、いつでも見れるようになっています。
また、隠れ家のようなお店に潜入したり、地元民しか知らないようなマニアックな食べ物を食べたりなど、今まで知らなかった小樽の魅力に深く触れることができるガイドサービスもあり、ご近所ガイドOMOレンジャーが小樽の知られざるスポットや文化をいろいろと案内するツアーも提供されます。
現在計画しているツアーの一つの「鱗友市場で、勝手にお節介丼ツアー」。ホテルから徒歩圏内にある、地元民でにぎわう鱗友(りんゆう)市場に、OMOレンジャーと一緒に丼を持って潜入します。
そうすると、市場で働く人たちが勝手に本日のおすすめネタを丼にのせてくれ、お節介な丼が完成するというわけです。
このツアー、朝5時のスタートですが、宿泊したからこそ体験できる時間帯! 季節によっては丼が完成したころに小樽の海に輝く朝日を見ることができたり、丼を持って好きな場所で朝食を取ることもできます。
海の幸が豊富な小樽。市街にはさまざまな飲食店が並びます。
ホテルでゆっくり食事を楽しみたい方には、南館の3階に位置する「OMOカフェ&ダイニング」がオススメです。「旧小樽商工会議所」の大会議室を改装し、高い天井につるしたシャンデリアがとても目を惹きます。
ここは、モーニングタイム、カフェタイム、ディナータイム、バータイムに、スペイン料理をアレンジしたメニューを提供しています。
ディナータイムは、ドリンク、アミューズ、タパス、メイン、デザートと、それぞれ複数メニューから選べるのが特徴です。
オススメは、港町・小樽を象徴するニシンを使用した「ニシンのミックスパエリア」です。小骨が気になるニシンを、地元の三浦水産の協力のもと、特殊な加工技術で骨を柔らかくしつつも身崩れすることなく、食材のそのもののうま味や食感を残した形で提供しています。
朝食はスペイン料理の定番であるチュロスやトルティージャ(スペイン風オムレツ)を目の前で仕上げて提供してくれます。
オルゴールでも有名な小樽。チェックイン時にたくさんあるオルゴールの中から好きなものを選び、客室でゆっくりと音色を楽しむことができます。
また、ここにはサウナ付き大浴場があり、旅の疲れを癒してくれます。
小樽は札幌から近く、日帰り観光で済ませてしまう人も多いのですが、お泊りしてゆっくり観光することで、地元の人しか知らないような新しい小樽の魅力を発見することができるはずです。たまには終電を気にせずにのんびりと小樽市街をしませんか?
(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)