尾張温泉東海センター
http://www.owarionsen.co.jp所在地
愛知県海部郡蟹江町蟹江新田佐屋川西97 GoogleMAP
TEL:0567-95-3161
●温泉日帰り利用
立ち寄り湯:13:00~23:00(最終入場:22:30)
入浴料:
大人(中学生以上)650円(平日)/700円(土日祝日)、小学生300円、未就学児無料
2020年10月にリニューアルオープンした「尾張温泉東海センター」は、愛知県で「日本名湯百選」に選ばれた唯一の温泉。常に毎分1000リットル以上の新鮮なお湯が浴槽を満たしています。このスケールの大きな源泉100%かけ流しの湯を存分に楽しめる施設をご紹介します。
愛知県の西南部に位置する蟹江町は、名古屋市や津島市などに隣接し、町内には蟹江川や日光川、福田川が南北に流れ、それぞれが伊勢湾に注いでいます。その大小の河川面積が総面積の5分の1を占めるという水資源が豊富な地域特性をもっています。
1966年に温泉の湧出に成功し、「尾張温泉」と命名されました。歴史的な変遷がありましたが、2020年10月リニューアルオープン。愛知県で「日本名湯百選」に選ばれた唯一の温泉を、また、楽しめるようになりました。
「尾張温泉東海センター」が選ばれた「日本名湯百選」とは、「温泉療法医がすすめる温泉」という観点から選ばれた温泉のことで、治癒効果の高い温泉ということになります。これはぜひとも利用したいですね!
常に毎分1000リットル以上が湧出するという「尾張温泉」。泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉・低温泉)で、高温4本、低温2本の源泉を持ち、加温も加水もろ過もしていない源泉100%かけ流しの温泉です。約50度の高温泉と約28度の低温泉を合わせて、心地よい温度に調整しています。
その豊富な湯量のため、男女各250名収容の大きな湯舟はもちろん、カランやシャワーのお湯までまじりっけなしの源泉!頭の先から温泉を味わえますよ。
朝6時にすべての浴槽のお湯を抜いて清掃。その後2時間かけてお湯を張るそう。完全入れ替えがされて、終業時まで新鮮なお湯が流れ続けています。湧出量が多いので、贅沢にお湯を使うことができるというのは羨ましいですね。
「尾張温泉東海センター」のすごいところは湧出量だけではありません。男女合わせて500人も入れるという大きな「大庭園風呂」があります。
大庭園風呂は、室内とは思えないほどの広い空間に、大きな飛騨の岩が浴槽に配されています。そこには大量にお湯が流れ落ちる音が響き渡たり、屋外で温泉を楽しんでいる錯覚を覚えるほど。
浴槽には複数の箇所から温泉が注ぎ込まれ、「あつめ」と「ぬるめ」のエリアに分かれています。ぬるめのエリアといっても温度の異なる源泉をうまく合わせて温度管理をしているそう。
広い浴槽を移動しながら好みの温度、好みの岩を探し、岩に体を預けてゆっくりと癒しの時間を過ごしたいですね。
お風呂は大庭園風呂のほか、露天風呂や内風呂、ジャグジー、サウナなどもあります。
泉質はもちろんですが、大きなお風呂でゆったり過ごすというのも、心からリラックスできてメンタル的にもいいんでしょうね。ぜひとも時間を気にしないで利用したいですね!
(まとめ・文:吉川、編集:hotspring727)